今年の盆休みにメインPCのOSをXPから7にアップし、その後、Win7で増設シリアルポートを初めて本格使用した9月のAI test時に、なんと増設カードが認識されず、それ故序盤から2R運用ができずにえらい目にあったが、その後、ANI局のアドバイスのおかげで、PCIeスロット用の増設カードに取り替えることで、この問題は解決した。

しかし、メインPCにはPCIeスロット(ハーフサイズ)が1個しか無く、それまでそのPCIeスロットを使用していた音源ボードSB X-Fi Titanium(写真上)が使用できなくなってしまった。とはいうものの、現時点でEMEアレーが故障中のため、ハイパフォーマンスは必要なく、オンボードの音源でしのいでいた。

HFのデジタルモードを適当に楽しむ程度なら、オンボード音源でも使用可能である。しかしS/N=1dBがQSOできるかできないかの分かれ目となるEMEでは、音源のグレードダウンは致命的である。下手するとEMEペディションを落とすことにもなりかねない。

よって、空きのあるPCIスロット用音源ボードの使用を検討したが、手持ちにはSB5.1(写真中央)しかない。これは、すでに廃棄した旧PCのオンボード音源が故障した際、「音が鳴ればいいわ」という程度で購入したものだが、こんな安物ボードだとオンボードサウンドと大差ないので、メインPCには差さなかった。

幸いにも、メインPCには、ロープロだが、主にハイパフォーマンスビデオカードを装着するための16倍のPCIeスロットが空いているので、探せば何かあるのではないかいと考え、PCIeでロープロ対応のサウンドカードを物色したら、SB Audigy Fx(写真下)を発見し、ネットで注文しておいたものが本日到着した。

さっそくメインPCに装着して、ドライバーをインストールし、とりあえずきゃりーのCDを聞いてみたら、なかなか良い音で鳴るじゃん、とはいえ、無線で肝心なのは出力側ではなく、入力(録音)側の性能なので、まだ何ともいえない。

今回初めてx16のPCIeスロットにx1のカードを装着してみたが、当然とはいえ、ちゃんと動くではないかい。以前のサウンドカードには性能が劣るが、オンボードよりは多少マシなサウンドカードを装着できたので、早くANTを直してEMEに復帰したいところだ。