
昨日は、午前中から1.9/3.5/7Mの3バンドDPの調整を行った。ただし、全長が50m近くあるので、自宅では調整が行えないため、もくろんでいた某広場に向かった。
広場に到着すると、(予想どおり)誰もいなかったため、さっそく給電部を8mにあげてまずはSWRを計ってみた。念のためMIO局の提供資料より長めに作ったため、全バンドでバンドエッジよりも下で同調していた。これは予想どおりで、後は切るだけだ。
まずは7MHzから調整を始め、3回目のカットで7040に同調。SWRも1.2となり7MHzの調整を完了した。すぐに3.5Mの調整を始めた。調整中に1台の軽トラが広場に進入してきて、車から出てきたおっさんから「明日、ここで少年野球の大会をやるので、これから線を引くからどいて欲しい」と(丁重に)言われてしまった。
しかし、こちらも風呂敷を広げているので、片付けるのに30分だけ時間が欲しいと食い下がり、何とか了承してもらった。それから急いで3.5Mの調整を完了させ、3520でSWR1.2に追い込めた。しかしここで残り15分となり、1.9の調整を残して撤収せざるを得なかった。(ここでは写真を撮っている余裕もなかった)
しかし、そこの周辺に50mのANTの調整ができる場所のあてもないので、とりあえず近所のコンビニで昼飯を買って、それを食いながら、今日はこのまま帰って後日出直すか、別の場所に行くか考えた。
せっかく2バンドの調整を完了して、あと1バンドだけなので、別の場所でやることにして、車を1時間近く走らせて、写真の場所に移動した。ここの駐車場も幸いにも誰もいなかったため、再度ANTを展開して調整を再開した。
1.9Mの調整は結構クリチカルで、先端を6、7回カットしてようやくバンド内に同調させたが、最後にちと切りすぎで1912がセンターになってしまった。最終的には、7040-SWR1.2 3520-SWR1.3 1912-SWR1.3となり、調整が完了できた。
まだ夕刻までには時間があるので、耐圧テストのため運用することにした。しかしその前に、仮止めの結束をきちんと留めるために一旦下ろしたところ、たまたま1台の車両が、駐車場に進入してきた。
しかも、こともあろうに、下ろしていたANTの7MHzの片方のトラップをタイヤで踏んづけられ、無情にもぺしゃんこにされてしまった。万事休すと思ったが、ベースの樋はぺしゃんこになったものの割れることなく、手で形状復帰させたところ、見た目はなんとか元に戻った。
しかし、その車が1時間以上にわたり居座ってしまったため、以後テストを行うことができず、(おそらく大丈夫だとは思うが)、本当にトラップが壊れていないかと、それから実運用での耐圧テストを行うことはできなかった。
17時頃までこちらも粘ったが、おっさんも帰らないので、だんだん寒くなってきたし、こちらがあきらめて、撤収して家路についたという次第。
明日は仕事だし、来週はJARTS、再来週はCQWW-SSBなので、その次の週にでも実運用を兼ねたテストをしようと考えている。