これまで移動用のローテーターは105TSを使っていたが、移動用途としてはちょっと重い。そのため、昨年、中古(とは言っても新品未使用)で仕入れ、手元に転がっているKR250(G250)に交換しようと考えた。

ネットで先達の書き込みを参考にしたところ、まず、このローテーターの金物はユニクロメッキのため錆びるようだ。そのため、目に見える(雨の当たる可能性のある)ネジは全部ステンレスに交換した。しかし、これが意外に高くつき、Uボルトセットは1個427円だったので、4個で1708円。さらにM4とM5のネジ、ワッシャー、スプリングワッシャーなど合計で2000円近くかかった。

このローテーターが販売されていた頃の実勢価格は9800円だったので、こんな安価な製品に2000円もかけステンレスの金物を付属させるのは割が合わないので、錆びやすいネジが付属しているのは当然といえば当然である。

その他、ローテーターケーブルを通す穴に付いているゴムブッシュの内径が6mmしかなく、取説で指定されている0.5SQの6芯ケーブル(VCTF)は、ゴムブッシュを撤去するか、あるいはケーブルのシースを剥がない限り、物理的に穴を通らない事が分かったので、0.3SQの6芯ケーブルを発注した。

従来の105TSも0.3SQの6芯ケーブルで回していたので、おそらく問題なく回ると思われる。固定で使用の際にケーブルが長尺の場合は、電圧降下を考慮する必要があるが、移動で短尺での使用であれば大丈夫と思われる。

さっそく動作テストのために移動に行きたいところだが、今週末はWPX-CWに土日ともプチ参加するので、来週以降に出動しようと思う。