【お願い】これからCWを始めようと思う人は、この記事を絶対に読まないでください。最初に触れる情報が、これからのCWライフに大きく影響します。

●CWをやりたいと思った理由

土手や公園で、コーヒーすすりながら、のんびりとCWを楽しむ。こんな楽しい世界を思い浮かべてました。



でも、CWを始めるための教材が回りにはありません。
初学者が頼りにするのはCQ誌で唯一の教材です。たまたま、手帳ゲットするために、入門者向け連載記事があったので、これを学習書として練習を開始しました。

 


●CWデビュー基準

この教科書には「自分のコールサインを25wpmで聞けることがmust」とあり、電波法的な要件を除けば、そこが最低ラインと理解し目標設定、練習教材としてDitDah Appsを使って練習を始めました。

 

 

試しに25wpmで自分のコールサインを垂れ流してみましたが、当然全く聞き取れません。

スピードを落としたり、自分のコールサインを何度も打鍵しながら、ようやく自分のコールサインを理解できる速度まで落としました。(10wpmぐらい)
 

●自分のコールサイン「でないもの」を確実に排除する

何度も聞いていると、自分のコールサインを音のリズムとして理解できるようになった気になります。そこで、本当に理解できているのか、「JI2OUN」「JH2OUN」「JS2OUD」など、紛らわしい符号を与えてみますが、ミスコピーします。つまり、自分のコールサイン以外の符号が正確に受信できていない、ということです。

 

「自分のコールサインを25wpmで聞けること」という目標は「25wpmで自分のコールサインでないものを確実に排除する」という目標としてONされます。いったんコールサインの受信練習はやめて、符号受信を確実にするため、欧文暗語の受信練習に取り組むことにしました。

●バースト落とし問題

ある程度練習していると受信速度は上がってきますが、速度が上がってくると発生するのが「バースト落とし問題」です。

欧文暗語受信は連続して符号が流れてくるので、一瞬でも躊躇して思い出そうとすると、次の符号を連続して落とします。1文字救うために数文字落とす現象にぶち当たります。

「符号が取れなかったら、すぐにあきらめて次の符号を取るのに集中する」


という訓練が必要になります。

しかし、自分の仕事上の思考パターンなのか、思い出しに加え、「なぜあの符号は聞き取れなかったのか、その要因は」「聞き取れるようにするにはどうするのか」という、分析と反省モードが働きます。これがメンタルを相当えぐります。

 

●腱鞘炎と集中力問題

質を量でカバーするために練習量を増やすと、親指と手首の付け根が痛くなります。特に5分を超える連続受信と筆記をしていると、親指の付け根が痛くなります。バースト落とし問題と重なって、集中力も途切れてきます。怪我したら元も子もないので、一日の練習量を制限することにし、練習メニューとして、1回の連続受信は3分以下にしています。(総通うけるわけじゃないので十分だと言い聞かせる)

 

●筆記が追い付かない問題

さらに練習を重ねて、18wpmぐらいまで受信できるようになると、次に発生したのが「筆記が追い付かない問題」です。特に、AIESHのような、短点、2文字、画数多めの符号が続くと、書き終える前に次の符号に流れて脱字します。短期記憶からのrecallも追い付きません。

筆記体や一筆書きで20wpmぐらいまでは速度を上げられるのですが、それ以上は品位と速度の向上が課題になります。この課題の解決方法が全く見えません。
 

●送信練習(未達)

受信速度が上がってくると15wpmぐらいまでは自然と打てるようになっているのですが、受信だけでもヒーヒー言ってるなか、「20wpmで自分のコールサインを送信できること」とあります。これも当然達成できていないです。
 

●相手の受信速度に合わせる

CQ誌は関係ないですが、受信者の速度に合わせる、というマナーへの対応も課題でした。
速いCQ局は呼ばなければよいのですが、「自分がゆっくりCQ出しても相手が速い場合」、PSE QRSも限度があって失礼でしょうから、CQ誌を疑いつつも、25wpmはmustなのか?と疑心暗鬼になってきました。

 

●結局CQ誌のデビュー要求事項を満足するには?

練習を重ねた結果、
・受信:20wpm
・送信:15wpm
・コールサインを1発で取る:70%
までは達成できました。最低基準の7~8割しかできてません。

CQ誌のデビュー要求事項をクリアするには

・自分のコールサイン「でないもの」を確実に排除する
・バースト落とし問題
・腱鞘炎と集中力問題
・筆記が追い付かない問題
・送信速度要件への対応
・相手の送信速度への対応(CQ誌関係ないです)

のクリアが必要で、学習法、筆記法、脳みその使い方などの改善が必要です。このあたりの教材に出会えてません。

自分の思考パターンもありますが、皆様の助言や教科書の内容をいろいろ聞いていると、疑心暗鬼になって、嫌な気持ちのほうが先立ち、練習は一旦やめよう、と思うに至ったわけです。

↓こんな気持ち。


電鍵は捨てたり売ってません。また気分が上がったら、ぼちぼち練習しはじめようかと思います。