ここ1〜2週間ほど、「怪文書」と呼ばれるJARL転送メールを使ったSPAMの情報がXで広がってました。JARL転送メールを使って、個人の思想?正当性?を広めようとしている内容のようです(内輪もめには興味なし!)

 

普段はJARL転送サービスを使っていないのですが、将来的なフィッシング詐欺対策の参考にしようと、あえて受け取って解析し、AWS Trust & Safety チームに報告してみました。 

※「ITセキュリティに詳しいJARL担当者」がいれば、こんなことしなくていいんですけどね…


ちなみに、AWS Trust & Safetyに報告が受理されて問題ありと判断されると、アカウント所有者に通知が届きます。この通知に24時間以内に返信しないと、リソースやアカウントの停止といった措置が取られることがあります。しかもやり取りはすべて英語です。

※Abuse reportの詳しいことは詳しくはこちらをどうぞ↓

 

 

前提条件

SPAMメールのヘッダ解析と、踏み台サーバがAWSであることの確認が前提になります。

攻撃手法の公開につながるため、解析の具体的な方法はここでは触れません。ただ、最低限インターネットの基本的な仕組みは理解しておく必要があります。

不正行為報告フォームへアクセス

報告先は、下記の「Amazon AWS 不正行為報告フォーム」からたどっていきます。

https://repost.aws/ja/knowledge-center/report-aws-abuse



詳細を報告する


報告はすべて英語です
技術的な内容は伏せますが、背景情報として↓のような内容を英文で記載しました。

[Background]
- The SPAM is simultaneously sent to multiple Japanese amateur radio stations who utilize the service.
- JARL.COM provides email forwarding service, in which target email address is easily guessable by anyone, because each address corresponds directly to the user's amateur radio callsign.


 

連絡先を書いて提出する

もちろん本名で提出です。


AWSからの応答に対応する

数日後、AWSから調査開始の連絡が届きました。内容は大きく3点:

  • AWSの顧客(=今回の場合はJARL)と直接やり取りする必要がある場合、個人情報を提供してよいか
  • 追加情報の提供を求めることがある
  • AWSとさらに共有したい情報があれば返信を

「ITセキュリティに詳しいJARL担当者」には引き続き期待していないので(笑)、「今のところパートナーとの直接連絡は望まない」と伝えつつ、知人から得た追加情報を添えて返信しました。

Thank you for your reply.
I'm sorry to say that currently I do not wish to contact your partner directly.

I have more information about this matter.
My acquaintance, who received the same spam, gave me deeper insight into this incident.
[SPAMの原因についてさらに入手した情報]

Regards.

続報はまた改めて。