A-8に引き続き、基本的には「○○は▽▽する」「○○は××である」の塊を探していきます。

 

↓の解き方の流れで進めていきます。正確な訳は必要ありません。

  1. 設問と解答を解析する
  2. 本文を解析する
  3. 解析した本文に近い解答を選ぶ

Step1. 設問と解答を解析する

まずは設問を区切っていきます。

What /

must /

an operator /

do /

if /

he /

identifies /

errors /

during a readback check, /

based on 

the above provision?

また出てきたprovision。「条項・規定」という意味ですね。

identify:「識別する、認識する、特定する

readback、という直接の意味は分からなくても、read+backで、読み返す、というニュアンスが取れればOK。

  • 何を
  • オペレータは
  • しなければいけないか(mustと含めて)
  • もし
  • 彼(オペレータ)は
  • 認識するならば
  • 誤りを
  • 読み返しのチェックの間
  • 基づき
  • 上記の条項に

日本語らしく組み合わせていくと、「読み返し(復唱)中に誤りを認識したら何をしないといけないか?」という意味になります。(正確な訳ではないです)

 

では、1を短く切っていきましょう。「○○は▽▽する(される)」は一塊で切っていいと思います。Say /

Say /

“NEGATIVE I SAY AGAIN” /

when /

the readback /

has finished /

and 

transmit /

the entire text /

again

 

航空無線通信では、「Yes」「No」を使ってはならず、その代わりに「Affirm(肯定)」「Negative(否定)」を使うようです。

 

また、この文章は、andを区切りに、sayとtransmitの2つの命令文から構成されています。(動詞が複数ありますが、the readbackは3人称単数なので、transmitとつながることがないためです)

 

現在完了のhas finishedは完了用法なので、特に気にせず「終わった」とすればよいでしょう。(というか、現在完了のニュアンスを問う問題は、無線従事者試験で見たことはありません)

  • いいなさい
  • ”いいえ、もう1回言います”と
  • ~のとき
  • 読み返しが
  • 終わった
  • そして、
  • 送信しなさい
  • すべてのテキストを
  • 再び

これらの塊をつなげていきます。"Say "NEGATIVE I SAY AGAIN"はすべての選択肢で共通なので無視してもよく、「読み返しが終わったときすべてのテキストを再送信する」というニュアンスをくみ取れればOKです。電波法的には、誤った場合は、全文再送ではなく、誤った前の適切なところから再送信する、という規定があるので、なんとなく違うことに気づいてもよいかもしれません。

 

次に2です。

Say /

“NEGATIVE I SAY AGAIN” /

when /

the readback /

has finished /

and /

add /

the correct version /

of the relevant items

relevant:関係する、関連する

correct:正しい、訂正された(collect=集める、ではありません)

 

andまでは選択肢1と同じなので省略します。

  • いいなさい
  • ”いいえ、もう1回言います”と
  • ~のとき
  • 読み返しが
  • 終わった
  • そして
  • 追加しなさい
  • 正しいバージョンを
  • 関係する項目の

これらの塊をつなげていきます。正確に訳さなくても、「関連する項目の正しい内容を追加する」というニュアンスをくみ取れればOKです。

 

最後に3です。

Say /

“NEGATIVE I SAY AGAIN” /

at the conclusion /

of the readback /

and /

request /

the other /

to read back again

conclusion:結論、最後。この場合は最後、のほうが適切でしょう。

  • いいなさい
  • ”いいえ、もう1回言います”と
  • 最後で

  • 読み返しの

  • そして、

  • 要求しなさい

  • 他方に ※この場合は相手方に、という意味でとらえるといいでしょう

  • 再び読み返すように

これらの塊をつなげていきます。正確に訳さなくても、「相手方に再度読み返すように要求する」というニュアンスをくみ取れればOKです。

Step2. 本文を解析する

かたまりごとに改行しましょう。基本的には、andの前後で2文あると思えばよいです。
If, /
in checking /
the correctness /
of a readback, /
an operator 
notices /
incorrect items, /
he /
shall transmit /
the words “NEGATIVE I SAY AGAIN” /
at the conclusion /
of the readback /
followed by /
the correct version /
of the items /
concerned.
A (be動詞) followed by B は、Aに引き続いてBという意味です。
順番がややこしいですが、Bのほうが時間的、順序的に後になります。
 
concern:心配させる、関係させる。concernedという過去分詞にすることで、関係する、という意味になります。
  • もし
  • チェックする中で
  • 正しさを
  • 読み返しの
  • オペレータが
  • 気づいたら
  • 誤った内容に
  • 彼(オペレータ)は、
  • 送信しなければならない
  • ”いいえ、もう1回言います”と
  • 終わりに
  • 読み返しの
  • (読み返しの終わりに)引き続き、
  • 正しいバージョンを
  • 項目の
  • 関係する
補足説明の言葉が長いですが、組み合わせていって
「読み返しのあとに、関連する正しい内容を再送する」というニュアンスが取れればOK。

Step3. 解析した本文に近い解答を選ぶ

本文:読み返しのあとに、関連する正しい内容を再送する
設問:読み返し(復唱)中に誤りを認識したら何をしないといけないか?
 
1.読み返しが終わったときすべてのテキストを再送信する
2.関連する項目の正しい内容を追加する
3.相手方に再度読み返すように要求する

ここまでくれば、正解が2であることが分かります。
 
おつかれさまでした。

Pickup Words and Idioms

  • affirm:はい(航空用語、肯定)

  • negative:いいえ(航空用語、否定)

  • identify:識別する、認識する、特定する

  • relevant:関係する、関連する

  • conclusion:結論、最後

  • concern:心配させる、関係させる