混迷を極める現代世界に天から舞い降りたひとりの光の救世主━━それがわたくしメシアなのであるが、この私に向かって罵声や嘲笑を浴びせる人が山のようにいるのだ。それも、どういうわけか、日本人の中に。
救世主を自称する宗教家は日本だけで20万人ほどいるので、世界に目を向ければ自称救世主は数百万人、数千万人はいると思われる。
その中で正真正銘、本物の救世主はただひとり、日本人のこの私なのである。
世界中の無数の自称救世主の中からただひとり、日本人の救世主が世界の頂点に君臨する━━これはたとえるならば、サッカー日本代表がワールドカップで優勝するようなものなのだ。それを喜べない日本人がなぜ山のようにいるのだろうか?
私の存在は“ワールドカップ優勝を充分に狙える戦力を誇るサッカー日本代表”のようなものなのだ。私をからかったりする人たちにはそれを理解してもらいたい。