その悔しさは筋がとおっていない 松本薫編 | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

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                   松本薫

 

 

 2012年ロンドンオリンピックの女子柔道で見事金メダルに輝いた松本薫選手。柔道は日本のお家芸にもかかわらず金メダルを量産できなかったロンドン五輪において、松本薫選手の存在は一際輝くものとなったといっていいだろう。

 

 
 そんな松本薫選手は子供の頃からとてつもない負けず嫌いで、勝てなくて当然の大人相手に負けたときも泣いて悔しがったという。その姿を師匠は『本当に負けず嫌いな子だなぁ』で終わらせていたらしいが、松本薫選手の悔しさと師匠の教え方は完全にまちがっている。

 

 
 もしも卑怯な手を使う相手や、99%負けるはずのない相手に負けたならば泣いて悔しがる心理も理解できる。しかし、そういうわけではないのなら、泣いて悔しがるという感情・行為はまったく筋がとおっていないのだ。それだけでなく相手に対しても失礼である。

 

 
 正々堂々とした勝負で勝ったというのに、負けた相手が泣いて悔しがるようなことをしたなら、『自分はなにか悪いことをしてしまったのか?』『自分は相手を傷つけるようなことをしてしまったのか?』といった自己嫌悪や不安感を抱かせてしまう可能性がある。よって正々堂々とした勝負での敗北の場合、泣いて悔しがるような行為はけっしてしてはいけないのだ。

 

 
 『うむ、この相手なら負けても納得するしかない』━━このような考え方を持つように指導していただきたい。

 

 

 

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