ロスコの説
世界全体が100年に一度の大不況の中、経済は私たちの暮らしに大きな影響を与えています。 銀行や優良企業の破綻、リストラや派遣切り、食品の偽装と、日本の安全神話は崩壊し、国全体が経済情勢に振り回されています。
そもそも経済とは、要求と供給のバランスを調整し、そこに通貨が流通するシステム。物やサービスを得た満足感や利便性の対価としてお金を払い、相手はお金を“ありがとうございます”と受け取ります。この様に物やサービスも財ですから、財を得て感謝でお金(財)を払い、感謝でお金(財)を受けとる。これが本来の経済の姿です。つまり感謝と財は同じもの、言い方を変えれば“愛と財”は同じものなのです。
しかし、お金を払う時、“減る、無くなる、とられる”といった感覚はないでしょうか。これを無意識の恐怖といい、愛と財で循環するシステムが恐怖と不安に侵食され、経済は狂い出しました。
お金と自分との関係性が現実に反映されている
私たちの世界はすべて関係性で成り立っています。関係性とは自分にとってどうであるかです。経済に問題があるなら自分とお金との関係性が悪いということです。例えば、お金に感じるものが自由なら、お金があれば自由が手に入る、お金が無ければ自由に生きられないということになります。もしあなたが今、経済に問題を抱えているなら、その原因は、あなたが自由に生きていないからです。
そして不自由なのは何かのせいではなく自分が自分自身を拘束しているのです。その根源を見つけて理解することで問題は終息に向かいます。このように、自分の外側の世界に経済問題の原因があるのではなく、実はすべて自分の内側にあるのです。
世界経済が一向に回復しないのは、私たちがまったく違うところを模索しているからではないでしょうか。どんな対策を打ち出しても、今までの線上に答えはありません。問題の根源は人間が自分たちの生きている世界のシステムを知らないことと、自分自身を知らないことにあるのです。
この世のルール ミラーワールドと二元性
人間の生きる世界は、プラスとマイナス、表と裏、幸せと不幸、健康と病気のように全てが相対する二極に分かれ、表裏一体で同時に存在している二元性の世界です。父と母の融合で生まれた私たちの中にも、父から受け継いだ遺伝子情報(男性性)と母から受け継いだ遺伝子情報(女性性)の二極が内在しています。そして、表があるから裏が存在し、病気になって健康がわかるように、片方があるからもう片方を知れるようになっています。
また、"ミラーワールド"といって、自分の内側(遺伝子情報)が外側の世界(自分を取り囲む環境)に映し出される「鏡」の仕組みになっています。目の前に問題があるなら原因は誰のせいでもなく、自分の内側にあるということです。
外側に原因や答えがあると思っている以上、それは「鏡」の中を変えようとしているにすぎず、これではどんなに頑張っても問題は終わりません。問題なのは人間の思考が表裏一体の二つを全く別のものと捉え、良い悪いのジャッジをしているからであり、常にどちらか一方に傾き、飽和状態になるともう片方にひっくり返るというプログラムを繰り返すのです。
では、どうすればいいのか。 自分の顔(自分の内側)を変えればいいわけです。
自分の内側は対称物(相手)に感じる“感情”をキーにして知ることができます。相手に冷酷さを感じたら自分の中に同時存在する冷酷さと暖かさを知ることができます。外側の世界(鏡)から自分の内側の二極を知り、その二つを同時に捉えることで二極は融合(結婚)し、現実(外側)が変容します。これをマリッジバランス(内側の結婚)といいます。 まさか、経済問題を終わらせる方法が「結婚」にあるとは誰も考えもしないことでしょう。
会社の破綻、多額の借金、危機的状況から大逆転したミラクル
事業の資金繰りで多額の借金に追われていたご夫婦が、実際に二人でマリッジバランスを整えた頃から援助者が現れ借金も無くなり、会社も再生したという実例があります。
ご主人は自分を否定していた思考から抜け出し、ありのままの自分を認め、奥様は子供の頃の自分と父親との関係性を、ご主人と繰り返している事を理解されました。 すると全てが動き出したのです。
この時一体何が起きていたのか—―。お互いに感じる“感情”をキーに、自分の男性性(+)と女性性(-)を知る中で、パートナーと自分の内なる二極、合計4つの(+)と(-)に、ある回転運動が起こります。ちょうどニ個の電池をイメージして頂くと分かり易いのですが、4つのエネルギーが合わさり「光」という全く新しいエネルギーが生まれるように、現実に財(光)を生み出したのです。
意識が物事を創造すると言いますが、この四つが揃ってこそ初めて人間は自分自身を知り、意識を持ち、思い通りを具現化することができます。
原因も答えも全ては内側にあります。この結婚を理解する人が増えることで世界は確実に変わります。今までミクロ宇宙だと思っていた人間の内側がマクロ宇宙であり、マリッジバランスにより"全く新しい経済"を創造していくのです。
「鏡」に映るものはすべて、自分を知るための遺伝子のプログラムです。マリッジバランスで思考が立てた仮想から解放され、現実が整います。自分を知るという自分自身への積極的なアプローチによって、遺伝子から必要な情報(答え)が送られます。
今どんな状況であっても大丈夫。実践することで誰もが持っている"愛と財"の体験プログラムがスタートします。
メシアの論証
実例として多額の借金から解放された夫婦の話が出ているが、似たような例はあと何件くらいあるのだろうか?ここで紹介されているたったひとつだけの例では“ただの偶然”としかいいようがなく信憑性は微塵もない。
が、実例が10件や20件あっても、100件や200件あってもまだまだ全然足りない。100年の1度の大不況とはいえ、日本が今なお世界屈指の経済大国であることに変わりはないのだから。なんらかのきっかけ、ひょんな出会いなどから借金問題が解決することなどいくらでも起こりうるだろう。
『ミロスを実践したら借金がなくなりました!』といった人が10人いようと20人いようと、100人いようと200人いようと“ただの偶然”でしかない。
ミロスで本当に経済問題を解決できるというのなら、借金に苦しむ日本人を何万人も何十万人も救うより、遥かに確実に信憑性を証明できる方法がある。
世界には1日1ドル未満の超極貧生活をおくっている人が10億人以上いるのだが、彼らのうちの3分の1くらいの人数でいいので救っていただきたい。それくらいの大奇跡を起こせてはじめてミロスが真実であることが証明されるのだ。そのくらいのこともできないようでは、借金に苦しむ日本人を何人助けたところで“ただの偶然”以上の評価は得られない。
が、ミロスにそんな大奇跡など起こせるはずがないのは無論のことだ。ロスコ先生のミロス理論で経済問題を解決できるなどという話は完全なる大嘘なのである。
しかし、ロスコ先生もほんのちょっとだけいいことを書いている。それは━━
「世界経済が一向に回復しないのは、私たちがまったく違うところを模索しているからではないでしょうか。どんな対策を打ち出しても、今までの線上に答えはありません」
━━この文である。この意見については私もまったくの同感だ。
では、人類はこれからどこを模索して真の答えを見つけ出せばいいのか?答えはすでに私のブログに書かれています。詳しくは━━
世界中のすべての貧困・失業者・経済的不公平を一夜のうちに消滅させる新世界観
━━こちらを読んで勉強なさってください。