その悔しさは筋がとおっていない         西武ライオンズ時代のカブレラ編 | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

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              アレックス・カブレラ

 

 

 2002年のプロ野球日本シリーズ。この年は巨人と西武ライオンズによっておこなわれ、巨人の4タテによって幕を下ろすという衝撃的な展開となった。

 

 
 その日本シリーズのたしか第1戦のあと、敗北に終わった西武ライオンズの当時の主砲カブレラが悔しさのあまり、翌日の朝方まで眠りにつくことができなかったという。

 

 
 が、しかし、だ。カブレラの抱いた悔しさはまったく筋がとおっていない。カブレラが悔しさを抱いていいのは━━

 

 
 ①相手の巨人が卑怯な手を使って勝利した。

 
 ②故障などの原因で実力の半分も出せなかった。

 
 ③8回まで10点くらいの差をつけて勝っていたというのに、最後の最後の土壇場でありえないミラクル大逆転負けをきっした。

 

 
 ━━以上、この3つのうちのいずれかに当てはまる場合のみである。

 

 
 しかし私の記憶している限り、巨人は卑怯な手は使っていなかったし、カブレラが重い故障を抱えていて実力を発揮できない状態だったという話も聞かなかったし、後半まで西武ライオンズが大差でリードしていた試合展開でもなかった。よってカブレラが負けたことによる悔しさを抱いたのは、まったく筋がとおっていないというわけである。

 

 
 もしも現在、なんらかの勝負事に負けたことによる悔しさに襲われてどうしようもない状況にいる人々は、この新世界観を自分自身に当てはめて悔しさを心からなくしていってもらいたい。

 

 

 

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