メシアが暴く霊能者・美輪明宏の真実      自殺編 | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

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混迷をくり返す世界を救うべく、ひとりでも多くの日本人が現代に生を受けた意味に気づかなければなりません。世界を救うのはあなたの覚醒にかかっているのです……。

美輪明宏の説

 
 自殺した人の霊が自縛霊になって、その死んだ場所から離れられなくて浮かばれない理由というのは、その場所を汚してしまったからなのです。

 
 自殺者というのは、人生学校の中途退学者です。苦しいとか悲しいとか、まあ、その自殺をする人それぞれの想いがあります。その想いはほとんどがマイナス思考です。陽<プラス>ではありません。そのマイナス思考、つまり陰の素子を抱えた肉体という機械が、自らによって破壊される状態を<自殺>といいます。

 
 (中略)

 
 悲しいとか苦しいとか思う気持ちは陰であり、自分の素子がマイナス<陰>の状態になっているのです。そのままの状態で自殺すると、そのマイナスの想念「悲しい苦しい思い」が、死ぬと同時にそのままストップモーションになるのです。ですから、死ねば楽になるどころか、死んだら死んだ際の悲しい苦しい思いが未来永劫続くのです。その気持ちは一分、一秒の休憩時間もなくずっと苦しく悲しいままです。

 
 生きている時には、いくら苦しいとか悲しいとか毎日思っていても、ご飯を食べたり、テレビを見たりしている時くらいは、ほんのちょっとでも苦しみや悲しみの気持ちは忘れているものです。朝から晩まで一日中、一秒の休みもなく苦しみ悲しみ続けているということはまずありません。どんなにもの凄い苦しみでも、我々の日常生活の中では、忘れられる時間というのが少しでもあるものです。

 

 しかし、自殺した場合は違うのです。先ほどから述べているように、それこそ一分一秒の暇なく未来永劫続くのです。“死んで花実が咲くものか”というのは、まさにこのことなのかもしれません。

 
 ですから皆さんの中で、自殺でもしようかと思う方がいらっしゃったなら、これは決しておすすめできるものではありません。自殺して楽になるものであれば、「ええ、ぜひどうぞなさって下さいまし。なんならお手伝い致しましょうか」とでも、なんとでも言いますが、それがそうではないのですから、「おやめなさい」とお引き留めするしかないのです。

 

 

 
メシアの論証

 
 人間は死後どうなるのか?事故死の場合は?病死の場合は?戦死の場合は?そして自殺の場合は?━━答えは『神にしかわからない』としかいいようがない。それをなぜ美輪明宏というひとりの人間が知っているのだろうか?

 

 
 美輪明宏は神と交信することがあるらしいのだが、その際に神様からそうした知識を教えてもらったのだろうか?しかし美輪明宏によると神が与えてくれるメッセージ、アドバイスは文章や映像などではないらしい……。

 

 
 そもそも本当に神と交信ができるのなら、その神様に“自殺者が出ない世界のつくり方”を教えてもらったらどうなのだ?本当に交信している相手が全知全能の神ならば、そのくらいのことは知っているはずである。自殺したらどうたらこうたらという話の前に、地上の人類が自殺しないで済む平和な世界をさっさと到来させるべきではないのか……?

 

 
 こうした矛盾からもわかるように、自殺者は人生学校の中途退学者だの、自殺したら楽になるどころか苦しみが永劫に続くだのといった話は、説得力のかけらもない作り話だということなのである。

 

 

 

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