アフリカのケニアという国では賄賂が国民の生活を支えているという。学校に通うのにも、病院に行くのにも、資格をとるのにも、なにもかも賄賂を役人に渡さないといけないらしい。
そしてその賄賂を送る回数は月16回ほどで、総額は収入の3分の1になるという。そんな状態が続いているので、ケニアは貧困街道をまっしぐらに進み続けている。
そして2002年、『このままではまずい』とムウァイ・キバキという人物が大統領に就任し、賄賂をなくすための正義の戦いを開始した。警察官の給料を引き上げたり、公務員の資産を公開して不正な金が入らないようにしたりといった改革に乗り出したのである。
しかし、これまで甘い汁を吸ってきた政府の役人や議員が黙っているわけがなく、ケニア政界を二分した戦いが巻き起こっているという。そして役人や議員のバックには外国の大企業がついているらしく、資金面でも人数面でも大統領派は厳しい戦いをしいられているという。
私がこのブログを書いている現在もキバキ政権が続いているかどうかは知らないが、もしも正義の大統領キバキ氏が今も続けていたなら、ぜひケニアに私の考案した━━
≪世界中のすべての貧困・失業者・経済的不公平を一夜のうちに消滅させる新世界観≫
━━これを確立して1から新国家を築き上げてもらいたい。そうすれば国民は貧困に苦しむことはなくなり、不正をおこなってきた役人や議員との戦いも終焉をむかえる。
役人や議員が生産的労働をこなしたくないとだだをこね、今までどおりの国家体制の中で甘い汁を吸い続けたいと抵抗を示したならば、キバキ大統領は自分の陣営についているであろう全軍人、全警察官に『やつらをひっとらえろ!』と命令すればいい。全軍人、全警察官がぜったいにあなたの指示に従うはずであり、たったのそれだけで邪悪な反乱分子をおさえることができるのだ。