2009年5月9日の立ち読み~ドーベルマン刑事 | メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

メシアのモノローグ~集え!ワールド・ルネッサンスの光の使徒たち~

混迷をくり返す世界を救うべく、ひとりでも多くの日本人が現代に生を受けた意味に気づかなければなりません。世界を救うのはあなたの覚醒にかかっているのです……。

 私のタウンウォッチングの際の習慣のひとつ、漫画の立ち読み。現在読んでいるのは『ドーベルマン刑事』という作品である。



 この日はふたつの話を読んだ。ひとつ目は風間という便利屋の男が登場する話だった。


 加納の上司の西谷さんと面識もある元敏腕刑事なのだが、とある事件を最後に世間からの非難を浴びながら刑事をやめなければならなくなってしまったのである。


 それからはつぶしてくれるように頼まれた悪徳業者などを滅却する影の世界の仕事につく。


 そんな彼に加納もひかれ、ふたりは友情と親しみを込めたまなざしをかわしあった。



 ふたつ目のお話は加納とともに働く婦警の沙樹ちゃんの話だ。


 沙樹ちゃんは銃を怖くて撃てずに懊悩する。しかしひとりの警官として銃を持って犯人に立ち向かわなくてはならない事態に遭遇する。


 戸惑い動揺する沙樹ちゃん。そしてしゃにむに銃を発砲する。しかし誤射になり、事件とは無関係の人を殺害してしまう……。


 底なしの自己嫌悪の沼に陥って錯乱する沙樹ちゃん。どうすることもできない加納たち。しかし事件は意外な方向へ……。


 苦しみを乗り越えてたしかな成長を遂げる沙樹ちゃんのお話だった。


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