遮熱でいちだんと快適に
変な言い方をしますと、私の家で一番快適でない季節が、春の終わりと秋の始まりだと思います。
この時期はとてもすごしやすい季節で、お昼はあたたかく、夜は少し温度が下がり、よく眠れる季節だと思います。
なぜ快適でないかと申しますと、夜になっても、家の中の温度があまり下がらないのです。
これは断熱材が昼間の暖かさで、あったまってしまい、熱がこもって夜になってもしばらく暖かいままになってしまうためです。
快適な季節に快適でない、不思議な感じです。
もちろん、窓を開けたり、換気を強にしたり、策はあります。
私の建てた安城建築さんの最近の工法は、より快適性と経済性を向上させるために、遮熱材を壁面にも施工しています。
私が建てるときに、遮熱材に興味を持ち、屋根面に施工することで、天井裏の温度を下げることができていますが、壁に施工することで、断熱材の熱こもり現象を抑えることができるようです。
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近年、住宅建材や工法はどんど性能が上がっていますが、高性能なほど、デメリットも存在すると思います。
役割の違う建材を合わせて使うことで、より快適に暮らせるようになっているようで、今この工法で建てられる人がうらやましいです。
もちろん快適なのは断熱や遮熱だけでは実現しません。
換気や空調。
そして心安らげるインテリアなど、色々な要素があります。
ただ温度で感じる快適さは大きな要素なので、家づくりをするときはよく考えてみるといいと思います。
※本日新しい元号が「令和」に決まりましたね。なにかあるわけではありませんが、少しワクワクします。世の中が少しでも良くなるといいですね。