家は人の手でつくるもの | 輸入住宅を建てる

家は人の手でつくるもの

型枠の真ん中に美しく並べられている鉄筋。

 

建築中に撮影した写真ですが、その美しさに惹かれ写真を撮っていました。

 

この鉄筋はこの後コンクリートの中にうずもれて、完成時には見ることができない部分ですが、正確に施工されていることによって、最大限の能力を発揮します。

家には工業製品のように工場から出荷されるものもありますが、多くは機械ではなく、人が多くの手をかけて、つくりあげていくものです。

 

いい断熱材を使っていても、隙間だらけの施工であれば、冬は寒い家となるでしょうし光熱費も高くなるでしょう。

 

高価で美しい外壁材をつかっていても、パネル間の隙間のあわせや処理が悪ければ、美しい部材が台無しになってしまいます。(同じハウスメーカーの建物でも、仕上がりが違うと建物の感じが違う)

 

インテリアでも、同じ照明を使っても、周りの色やコーディネートで、その感じ方が違います。(同じ照明器具が素敵に見えることも見えないこともある)

 

同じ材料を使って家づくりをしても、性能や美しさは、仕事の丁寧さや設計力やコーディネート力によってずいぶん違ったものになるのだと思います。

 

建築会社を決めるときは、建築見学会や現場見学会など、実際に自分の目で確かめて、感じることが大切だと思います。

 

インターネットでなんでもわかってしまう時代ですが、写真ではわからないことが現場にはたくさんあります。

 

特に海外の家のような感じを希望している人は、写真やパンフレットで判断するのでなく、実際の建物を見学して、実物の雰囲気が自分たちの求めているものかどうかを見極めた方がよいと思います。

 

色々な家を見ることが、自分たちがほんとうにいいと思える家に辿り着く近道だと思います。

 

自分たちの建てたい家はどのような家ですか。