素敵な完成見学会 | 輸入住宅を建てる

素敵な完成見学会

先日、私の家をつくってくださった安城建築さんの完成見学会がありましたので、ひさしぶりに参加してきました。

 

建てた人の意見が参考になるとのことで、営業さんからご指名をいただき、いま検討されている方々とお話をする機会がありました。

 

みなさま真剣な気持ちで見学されており、住んでみての感想や、全館空調の電気代、どのような点に注意して家づくりをしたのかなど、色々な質問がありました。

 

私も、家づくりを検討しているときは、工法や性能など色々なことが気になりましたので、気持ちがよくわかります。

 

素敵で、快適な家が建てたい。

そのために知りたい質問なのだと思います。

 

参考になったのかわからないところですが、知っていること感じたことはそのままお伝えしました。

私の建てた会社の見学会ですが、他社のが優れている部分についてはそのままお伝えしたつもりです。

すべてにおいて一番という会社は無いということでしょうか。

 

家づくりをはじめますと、色々な建築会社やハウスメーカーがあって、どこで建てようか、比較すると思うのです。

 

工法、外壁、断熱、サッシ、空調、床材は?キッチンは?コストは??あれもこれも、家には多くの要素がたくさんあります。

 

これらを並べて〇とか×とか△とかで評価していきますと、あるハウスメーカーに辿り着いたりします。

 

それで一番いい家づくりに辿りつくのでしょうか。

 

もちろんそれも重要なことですが、人が素敵だと思う部分は、その家の佇まいや室内の居心地の良さ、その空間だったのではないかと思います。

(その居心地のいい空間をつくるために、性能は重要ですが)

 

家に入った瞬間から、どこも素敵な空間があって、いつまでも居たくなるような空間。

この家を設計した人の力、インテリアをコーディネートした人の力、そういった人が生み出した空間。

家づくりのかかわる人の力も、素敵で快適な家づくりには欠かせない要素の一つだと、私は思います。

 

今回見学会を開催された家は、建物はほぼ四角で間口は決して広くなく、土地に傾斜があったのですが、それをうまく活用して、高さに変化のある素敵な空間になっていました。

人の力(設計力やデザイン力、施工力)がとても重要だということを、今回見学された方は感じたのではないかと思うのです。

 

色々比較しますと、一番優れたところに目がいってしまいますが、私が思うのは、やはり限られた資金のなかで、バランスの良い家と建てることだと思ってます。

 

凄まじい地震が来ても倒壊しない家に住みたいと思いますが、そこに重点を置き過ぎて、壁はオフィスにあるようなビニールクロス、表面がプリントしてあるような合板のフローリングの家だとしたら、私はその家を選択しないと思います。

 

もちろん人はそれぞれですので、その家が施主様にとって一番の家である方もおります。

将来、来るであろう大きな地震に対する備えも重要ですし、毎日の生活の快適さもどちらも重要です。

 

なにを家づくりに求めるのか、自分の考えを知ることが、一番重要なのかもしれません。

今回見学会をされた施主様ですが、見学会にもお見えになって、とてもいい笑顔でお客様ともお話をされていました。

 

きっと施主様にとって、素敵な家づくりになったのだと思います。

最後は笑顔で家づくりを終えたいものです。