カタログやパンフレットだけでは比較できないもの | 輸入住宅を建てる

カタログやパンフレットだけでは比較できないもの

昨日、私の家を建ててくださった安城建築さんの新築見学会に行ってきました。

毎回同じ家は無いので、時間があれば夫婦で見学に行くのを楽しみにしています。

 

今回はとても立派なお宅だったのですが、華やかさの中に施主である旦那様と奥様のやわらかな人柄や感性のエッセンスが入っているような、どことなく心地よい空間のお宅でした。

 

奥様がインテリアについて、インテリアコーディネーターさんのことを楽しそうに語っていたのが印象的でした。

 

そんな中、家を建てる前と建てた後で、家づくりに重要だと思ったことの違いについて、色々考えていました。

一番違ったと思ったのは、やはり人のチカラです。

 

人は、なにかを選択しようとするときに、色々比較をします。

私は仕事でも、よく機能や仕様、価格などの比較リストを作成して、選択の材料にします。

 

家についても色々比較することがあると思います。

価格、性能、デザイン、それぞれについても色々な数値があったり。

 

家については、それだけではない、人のチカラや思いが重要なのだと思いました。

 

暮らしやすさ、施主さまの思いを最大限に生かした家にするための設計。

それを踏まえつつ、バランスのとれた外観にする設計力。

 

日々の生活が楽しくなるようなインテリアは、施主さまと多くの時間の対話によって、心地よい空間をデザインするインテリアコーディネーターの提案力。

 

設計やデザインを現場で再現する監督や職人さんたちの技術力。

 

こういった人のチカラで、同じ材料や性能、同じ時間をかけても、出来上がるものは大きく違う家になると思います。

 

家づくりをする前に、設計料やコーディネート費などは、できれば安価に抑えて、すこしでもよい設備にするための費用にしたいと思っていました。

多くの人は予算に悩み、そういう風に思うこともあると思います。

 

ただそういういった人のチカラがとても大きな影響を与えるということ。

今回の見学会でも、とても重要だと感じました。

 

施主さまはこの数か月間、家づくりのために、色々な方とコミュニケーションを多く重ねて、思いの詰まった家を建てられたのでしょう。

 

満足感のある幸せな笑顔で来場されているお客様とお話をされている姿に私たち夫婦も幸せな気持ちになりました。

 

こういう気持ちで最後まで家づくりができたら幸せだと思いました。