双子のクィーン・アン
この家が完成して、住み始めてから、3年半ぐらい経ちますが、まったく同じタイミングで安城建築さんはもうひとつのクィーン・アンをお建てになりました。
完成見学会もほんの1週間違いでしたので、双子のような感じです。
2棟は外観の構造が少し似ていますが、スタイルやデザインはまったく違います。
わたしの家はどちらかというと、シンプルで落ち着いた感じのする建物ですが、もうひとつのクィーン・アンは細部のデザインもカラーリングもこだわりが多く、とても華やかで美しい建物です。
見学会におじゃましたのですが、いろいろ感動したのを覚えています。
安城建築さんの家は、小さな家も大きな家も、外観、室内とも、かならずその家にしか無い一つの個性があります。
お金をたくさん使って装飾した家も素敵ですが、小さくてシンプルな家にも素敵なものが必ず存在します。
建てた方が、建てた後も、建築見学会に訪れるのは、毎回同じような建物が建つのではなくて、いつも新しい素敵なものを見ることができるから、それを期待して見学会を訪れるのではないかと思います。
思うのは、新しい家も見ますといろいろ素敵でいいなと思うこともあるのですが、自分の家は自分の家でやはりいいと思っていられるところです。
最新が最高ではなく、どの時代に建てられた家も、今でも素敵と思えます。
双子のクィーン・アンにお住まいの方もよく見学会にお見えになります。
挨拶する程度ですが、いつもお見かけすると、なんだかうれしい気持ちになります。
あまり機会がないとは思いますが、家づくりでどこに建てようか判断する材料として建てた方のご意見をお聞きするといいと思います。(日記やHPの感想などでもいいのですが)
もちろんいいことばかりも書いてないのですが、その意見が自分たちがいいと思っていることと違いがあるのかないのか、判断する材料になると思います。
いい家ができるかどうかは、依頼先を決める時点で80%ぐらいは決まってしまうのだと思いますから、値引きが多いとか営業マンが話しやすくて愛想がいいとかそういうことも選択理由のひとつになりますが、いま目の前にある建物、過去の実績をよく調べることがよいと思います。
建築日記を見に来ていただける方は、一戸建てが建てられるチャンスをお持ちの方だと思いますから、限られた予算の中で、一番と思える素敵なお家を建てていただきたいものです。
足を使って、時間を使って、自分たちの思いを理解し素敵な家づくりができたらいいなと思います。