あらためて全館空調の快適性について | 輸入住宅を建てる

あらためて全館空調の快適性について

11月中旬ともなりますと、朝晩が冷え込むようになってきましたので、空調を暖房モードに切り替えました。


それまでは昼間の温度上昇と生活熱で、一枚多く着ればぜんぜん不快ではないレベルでした。


なのですが、先週末少し寒さを感じたので温度設定を上げても、暖かい空気がでてきません。


電源リセットなどいろいろやってみたのですが、どうも変わらない様子。


諦めて、建築会社の営業さんに電話したところ、たまたま休日出勤されていた全館空調のメーカーさん(アズビル)からすぐに連絡があり、翌日には修理に来てくれました。


原因は室内コイルの異常だったみたいですが、5年保障の部品らしく、修理は無償でした。


電子機器に故障はつきものですが、対応力の速さにはとても安心しました。


同時に久しぶりに全館空調の無い生活を2日ほど体感したのですが、あらためてその快適さを奥様とともに実感しました。


全館空調は非常に高価なものなので、だれでもお勧めできるものではありませんが、その後の生活の質をかなり高いレベルに上げることができると思います。


温度のバリアフリーは家のどの部屋も快適にすごせるため、本来の広さを十分に使うことができます。


トイレやバスもこの時期ぜんぜん寒くないですから、年齢層の高い方が住む家として、いろいろなリスクを軽減することができるでしょう。


ただひとつ重要なことがあります。


それは建物の気密・断熱性能です。


いろいろな住宅メーカーが、高気密・高断熱を宣伝していますが、全館空調をラインナップに加えていない家はそれほど性能は期待できないと思ってよいと思います。


性能がよい家を建てているメーカーでもイニシャルコストがかなり上がってしまうため、積極的にお勧めしないメーカーもあります。


また、全館空調を設備としてラインナップしている家でも、計算値ではなく、実際建てた家の電気代とかを参考にすれば、真実がわかります。


これからますます全館空調がありがたいと思う時期が来ます。


家づくりを検討されている方は、全館空調一度検討されてはいかがでしょうか。