その家にしか無いたった一つのもの | 輸入住宅を建てる

その家にしか無いたった一つのもの

先日完成見学会に行った家にも、ちょっとしたところに、棚や、小物置き、素敵なカウンターなどがありました。

特に印象的だったのは小屋根裏に行くための階段。


既製品ですと天井が開いて、階段が折りたたんであるものを、よく見かけますが、その家の階段は、建物のイメージにあわせて作った木のはしごが壁にかけてあって、空間のアクセントになっており、必要なときは立てかけて使うようになっていました。


ちょっとしたことなのですが、手づくりのものがあるだけで、雰囲気が変わります。


私の妹があるハウスメーカーで家を新築した際の話なのですが、キッチン周りに、棚がほしくって、「ここに棚を作ってほしいんですけど」と相談したところ、「ホームセンターでカラーボックス買ってきたほうが安いですよ」と言われ、とてもやな思いをしたそうです。


悲しいです。建てる側にとっては、たったひとつの家なのに。


自分がどんな家がいいと思っているのかで基準は変わりますが、その会社が自分の建てようとしている大きさの家で、どのような仕事をしているのか、見学会などで、できるだけたくさん見たほうがいいと思います。

グレードによっては、対応が大きくかわることもあります。


わたしの家を建ててくれた会社が建てる家には、家が大きくても小さくても、その家にしかないたった一つのものが、必ずあります。

今でも時々見学会に参加しますが、毎回、素敵ななにかがあるので、楽しみにしています。


それで生活が大きく変わるわけではないのですが、せっかく自分の家をつくるのですから、なにかそういうものがあってもいいのかなと私は思います。