震災から2年 思うこと
震災が起きて、映像を目の当たりにしたとき、どんなに強い家でも、津波が来たら、流されてしまうのだと実感する。
大きな自然の前に、人は無力と思います。
台風に強い瓦葺の家、地震に強い構造を持つ家、火事に強い外壁を持つ家。
過去の教訓から、家は進化していく。
津波はどうか。
いまのところ、津波の来ない場所に、家を建てることしか、方法は無いのかもしれません。
電気が来なくなったら、どうなるの?いつまで止まってしまうの?
水は?水道が切断されて、水が来なくなったらどうなるの?
水道はどれぐらいで復旧するものなの?
自衛隊が来て、仮設のお風呂を用意していたことを思い出します。
電気を作って、電気を貯める。
水はどう?
貯水システムはむずかしい?
地震とともに暮らす日本人が知恵を集めれば、もっと災害に備えた家はできそうです。
つくってほしいです。
自分の家が出来て、心から帰る場所となって、自分の居場所となって。
そんな家を多くの人たちが失ってしまったまま。
復興はまだまだ道半ば、長い道のりの、どこにいるかさえわからないような厳しい道のり。
被災地に、どうか少しでも早く、ほっとできる生活が戻って来ることを、心からお祈りいたします。