調べれば調べるほど
2,3社見学して、営業マンのアドバイスを鵜呑みにして、契約したあとに後悔している人を多く知っています。
そんなにこだわりが無いのなら、それでも良いのかもしれません。
人はそれぞれ求めるものが違いますので。
ただ、少しでも、自分の思い描く家が存在するのなら、より多くの情報を集めて、自分自身の目が利くように、できるだけ多くを見ることが少しでも理想の家を手に入れることに近づくことだと思います。
これは経験談です。
私は奥さまと10年間、あちこちの展示場にいったり、見学会に出かけたり、いろいろな本を読んだり、資料を集めたり。
ハウスメーカーのバスツアーなどにも参加しました。
その時々で、いいと思うものはいろいろ変わりましたが、どんどん学習することによって、よりいいものや、自分のほんとうに求めているものがわかるようになりました。
これで行こうと思ったとき、その会社、その営業所がいままでどのような建物を建ててきたのか、どのような仕事をしてきたのか、よく見たほうがいいと思います。
同じハウスメーカーでも、施工業者の手によって仕上がりは違います。(業者が同じとは限りませんが)
フランチャイズであれば、同じ図面でも、解釈の違いで、まったく雰囲気の違う建物になっていきます。
過去を知ることはとても大事だと思います。
建築会社にとっては、たくさんあるうちのひとつかもしれませんが、私たちにとっては、たった一つの大切な家です。
いろいろ資料を請求したり、見学会に顔を出したりすると、じゃんじゃん電話が営業さんからじゃんじゃん電話がかかってきて、大変かもしれませんが・・・・・・・。
4.5畳に敷き詰められた各社のパンフレット。
デザインを参考にするために、アマゾンで洋書をたくさんカゴに入れました
はじめて展示場に行って最初に手に入れた記念すべきパンフレット
なかでもテクノロジーブックは穴の開くほど見ました。
はじめてQ値に興味をもったセキスイハイムのセントワ。
アイデアにもっとも感動した蔵のある家。
スマートで独創性のあるデザイン、M-WOODという技術に惹かれました。
三井ホームの最初に見学した展示場。
設備と付き合うのは10年~15年ぐらいでしょうか?
家自体のデザインは、何十年と付き合うことになります。
明治村にある建物や京都にある古い建物が素敵に感じる心を、少しでも自分の家作りにつなげてほしいと思います。