歴史の上に現在がある。 | 大阪・堺のお酒専門店リカーショップサカエスタッフ日記

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大阪府堺市の鳳にある小さなお酒の専門店リカーショップサカエのブログです。
このブログを通じて、当店の日常、熱い想いを少しでも感じて頂ければ幸いです。

今日もなでしこジャパンはすごかったですねサッカー


こう見えて昔はサッカー少年でしたワタクシメでございます得意げ







さてっ!

5/12~5/22まで、フランスへワイナリー訪問に行ってきました飛行機ワインチーズナイフとフォークキラキラ



少しずつですが、現地の様子をアップしていきたいと思っておりますので、

どうぞ宜しくお願い致しますひらめき電球





フランス北西部のロワール地方を離れ、いよいよ「ボルドー」地方に突入しましたビックリマーク (←まずは世界遺産を見学しました♪)




ボルドー初訪問のワイナリーは、、、





「シャトー・ラ・ラズ・カマン」ですっ!!



1857年からの大変歴史のあるシャトーです星

さすがボルドーですねっニコニコ


先祖代々の歴史の上に現在があります。



1680年に、貴族メリニャン候の騎士「ラ・ラズ・カマン」が所有していたぶどう園で、

1857年にポムロー家の先祖が所有者になったそうです。

その後、品質アップを続け、現オーナーとなるジャン=フランソワ・ポムロー氏は、

新技術の導入や品質向上に努め、その人並みはずれた努力が評価されて、ブライ地区でリーダー的存在になりつつあります。



訪問前に色々と資料を見て予習していたのですが、やはり百聞は一見に如かず。

気持ち良いくらいに変わっていましたひらめき電球


現在は世代が変わって、息子さんの代へ。



現在、7世代目ビックリマーク

長男のカルルさんは98年からお父さんと働き出したそうです。

現在40歳。




弟のラファエルさん(30歳)と二人三脚で醸造所を盛り上げています。



心優しいワイナリーの畑には毎年コウノトリが住み着き、地元で話題になっています。

実際に望遠鏡で見せて下さいましたメガネ
もうすでに感動?!にひひ


所有する畑は40ha。

しかもその畑が全て蔵の周りにあるのが特徴ですグッド!

当たり前かもしれませんが、近い方が仕事がしやすいですもんね得意げ




砂状の土壌で柔らかいので、ココからは軽いワインが出来るそうです。

なので、「シャトー・カマン」というワインになりますメモ



また違う場所は粘土石灰質土壌で、ソコからはしっかりとしたワインが出来るそう。

「シャトー・ラ・ラズ・カマン」というワインになりますメモ



よ~く見ると、畝を交互に耕しているのが分かります。

耕している畝の隣は耕さず草が生えています。





これは、雨が降っても畑に入れるように通り道にする為だそうですひらめき電球

雨が降って畑に入れず、仕事が遅れてはダメだからです。

これなら耕していない列に入って左右の樹の作業ができますよね目

ちなみに機械も入れるそうですロボット

「必要な時に必要な仕事をする為。」これが最も大切な事だそうですビックリマーク



こういうコトって、聞くと当たり前のことのように思ってしまうかもしれませんが、

実際に行ってみないと分からないことですよねサーチ

こういうコトが知りたくて、楽しくて仕方がありません。

とっても勉強になりました本






代が変わって、去年から「フードル」と呼ばれる中樽を使うようになったそうです。





これによって味わいがより柔らかくなりました。

全体的なボリューム感も出ます。


現在、フランスでは、アルコール発酵を中樽、大樽でやるワイナリーが増えているそうですベル


このトロンコニック型の木樽発酵槽をこれから、少しずつ増やしていく予定だそうです。


ちなみに、
マルセル・ラピエール、フィリップ・パカレ、プリューレ・ロックなどブルゴーニュの一流はみなこの発酵を使用しているそうです。


その他にも色々なタンクがありました。














すでに次の世代も育っていましたキラキラ





訪問している時もワインの香りを嗅いだり、英才教育バッチリな様子でしたにひひ







熟成では、

品種、区画ごとに樽に入れて、その後アッサンブラージュ(ブレンド)します。





その時は、ブラインド(目隠し)で決めるそうですアップ

なので、品種の割合など、変わることもあるそうです。


区画などはもう経験で大体わかっているそうです得意げ

すごいっ!!!





同じ中身、同じ樽メーカーの新樽と1年使用した樽に入ったワインの飲み比べをさせて下さいましたラブラブ!








やはり、新樽の方が樽からのタンニンが出るのだな、と実感させていただきました。

こういう貴重な経験も嬉しいですねラブラブ



同じ新樽を使った違う品種も経験ワインキラキラ



「マルベック」という品種です。

スミレの香り、スパイシーで色調も濃かったです。








テイスティングルームに移動DASH!










受賞歴もスゴイです王冠1



バックヴィンテージのワインからも歴史を感じることができますねべーっだ!











良い年にしか造れないというワイン、「シャトー・メリニャン」合格

09,10,14年しか造っていないそうです流れ星




これがまたバツグングッド!






「シャトー・ラ・ラズ・カマン」





ワタクシメはコレが気に入りましたっ恋の矢





もちろん、他にも沢山のワインをテイスティングさせていただきました音譜




う~~んっ!

どれもこれもウマいっビックリマークビックリマーク




ボルドー最初から素晴らしい訪問となりました虹キラキラ







こうして、しっかり勉強&テイスティングさせて頂いた後、

素敵なお家の中へ案内していただきましたとさ・・・かに座








次回へ続く・・・チョキ





今日も大切な時間を使い、当店のブログをお読みいただき有難うございます!






Merci  (o^-')b







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