日に日に色黒になっていっております、ワタクシメでございます
でも、これでもちゃんと仕事してるんですよっ!一応。。。なんちゃって(笑)
…というアピールの為?!今日はいつもより真面目にブログ更新をっ
先日のイタリア訪問時のワイナリーレポート第一弾でございます
では、張り切って参りましょう~~~
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まず、訪れたのはコチラ、、、
そう!
「ピエロパン」社
「ソアーヴェ」の超有名生産者ですっ
この日は7月29日、雨上がりで少し肌寒い朝でした。
この一ヶ月くらいはずっとこんな天気が続いているとのことで、晴天は2.3日くらいとのことでした。
「アディジェ川」を渡ってワイナリーへ向かいます
ちなみに、「アルト・アディジェ」とは、「アディジェ川の上流」という意味だそうな

車はどんどん進んで、「ソアーヴェ城」の城壁をくぐり抜けると、、、
何ともオシャレな街並みですね
この道を通って、ワイナリーはもうすぐです
オシャレなカフェにも「ソアーヴェ・クラシコ」の地図が飾ってありました
この写真を撮っている頃に、雨は上がりました
到着っ
ワイナリーの方とご挨拶をし、
まずはワイナリーについての説明や、今年の天候などを聞きます
例年では、良い天気の時期だが、今年は例外だそうです。
本来なら、暑い時期だと40℃近くまで上がるそうです
「ピエロパン」社はソアーヴェ・クラシコでは一番最初に設立されたそうです。
なんと1800年代から。
ブドウは全て自社畑。
醸造時は、果実味を高める為に、窒素を充填して酸化を防いでいるそうです。
その結果、酸化防止剤の使用量も少なくできるとのこと
その後、中庭へ
そして、蔵の上の階へ
「レチョート」用のブドウを見せていただきました
竹で造られたすのこの上で5~6ヶ月陰干しします。
長期に亘るので、絶対にブドウが潰れないようにする必要があるそうです。
良い年だけ生産するそうで、ちなみに去年は生産していないとのこと。
毎日窓を開閉して乾燥、陰干しします。
ちなみに、大手は機械、エアコンで大量生産するのだとか。
ものすごく手間と時間をかけた逸品なのであります。
(こんなにも時間がかかるものなのに、なんと協同組合のレチョートはたった「2時間」で造るのだそうです。大きな部屋で扇風機を使って乾燥させるのだとか。。。)
「クラシコ」の付かない通常の「ソアーヴェ」は約90%が協同組合のものだそうで、スーパーで安売りされている品質の低いものというイメージがついてしまっていて残念だとおっしゃっていました。
でも、『「ピエロパン」は違います!イメージとの戦いだ!!』とおっしゃっていたのが印象的でした。
「ソアーヴェ・クラシコ」は火山灰土壌で、「ソアーヴェ」は砂質土壌なんだそうです。
ブドウの質が同じハズがないですよね。
そんなお話を聞きながら、
そこからさらに上に上がると…
屋上から素晴らしい眺めと共に、車内から見ていた「ソアーヴェ城」がっ
ただ、再び雨が降ってきました
そして、
いよいよ蔵の中の樽たちとご対面っ
ステンレスタンクは外気の影響を受けやすいので「セメントタンク」を使っているとのことでした。
セメントの方が熟成にも向くそうです。
地下のセラー(プライベートワインストックセラー)も見せて下さいました
古いものでなんと「1904年」のレチョートも眠っているそうです
世界各国のワインも沢山ありました。
一番温度の低い部屋なので、昔はここで「レチョート」を造っていたそうです。
「アマローネ」のボトリング作業も見ることができました。
テイスティングルームへ向かいます
先ほどのお話にあった、土壌の違いも分かりやすく展示してありました。
ここから、醸造担当の方の登場です
現在、畑は長男が、次男は醸造。
父母は全体を見ているのだそうです。
「2013年」は素晴らしいヴィンテージだそうです!
皆様、要チェックですよっ
沢山のワインをテイスティングさせていただきました
(ワインのコメントを書いていたらキリが無いので今日は省略。。。)
ワタクシメお気に入りも見つかりました
近いうちに入荷するかもしれませんよっ
赤ワインも美味しかったですよ~
それぞれの違いを詳しく教えていただきながらのテイスティングはやはり格別です。
現在、ビオロジック認証の赤ワインを造っているのですが、
今後はソアーヴェもビオロジックになっていくそうです。
現在も全てビオだが、認定を受けるのに5年必要だそうで、2015年ヴィンテージからラベルに記載される予定とのことでした
「アマローネ」を飲み終わると、、、
日本では見たことの無いモノがっ
6年前からスパークリングワインを造っているそうでっ!
これはもちろん日本未入荷です。
友達とのパーティ用に7000本くらいの生産だそうです。
「コルヴィーナ」種100%のロゼスパークリングです
2日間スキンコンタクト。
10度くらいに保ってゆっくりと発酵。トータルで4ヶ月のシャルマだそうです。
非常に酸がしっかりとした甘酸っぱい味わい。
そして、最後に「レチョート」を
素晴らしいテイスティングでした。お忙しい中、本当に感謝です。
その後、少しお話や写真撮影をして、お別れです
「2014年ヴィンテージ」の出来は今の段階ではまだ判らないとのこと。
「ガルガーネガ」種は晩熟であり、この時はまだ色付きの時期である為です。
「どのワインが好きか?」と言われると困るとおっしゃっていました。
そのワインも子供と同じで、全てに愛情があるからだ、と。
本当にどれも素晴らしいワインでした
ワイナリーを後にして、、
(とは言ってもすぐ向かい)の超オシャレなレストランで食事をっ
晴れ間が出てきましたっ
郷土料理を食べたい!ということでオーダーしていただきました。
地元のワインとお料理、もう最高でございました
(ホントはもっともっと食べて飲んでます)
心底美味しいモノを飲んで食べて、、、
ご機嫌で移動のバスに乗り込んだワタクシメでございましたとさ。。。
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…というわけで、「イタリア紀行~その1~」、
この辺で終了です
次回「~その2~」、
いつになりますやら、乞うご期待っ
Ciao (o^-')b
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