大きさ例年の10倍 

20年ぶりの巨大な氷柱群 日光・裏見の滝

 

2月23日付の地方紙に大きな見出しで、

氷柱群の写真が載りました。

 

「日光三名瀑の一つ裏見の滝周辺で、

   湧水が巨大な氷柱群を作り出している。

       大きさは高さ約30メートル、幅約10メートル。

          地元住人によると、ここまで大きな氷ができるのは 

                                      約20年ぶりという。」

 

 

 

近くに住んでいるのですから、やっぱり行ってみたくなります。

翌24日午後、シェッドの窓にステンドグラスを嵌め込んだ後、

husと出かけてきました。

 

春の新緑、夏の涼、秋の紅葉と何度となく訪れている裏見の滝

でも、冬に訪れたことは一度もありません。

おそらく、冬に訪れる人など滅多にいないはず・・・

 

でも新聞の記事力は大きいですね。

滝入り口の駐車場には、十数台の車が停まっていたし、

滝まで片道約13分の遊歩道往復でも、

たくさんの人とすれ違いました。

 

 

・・・*・・・

 

 

遊歩道の先に、観爆台が見えてきました。

今日は寒い写真ばかりが続きます。

 

 

裏見の滝は、右手に突き出た岩陰に。

前方に見える滝は、相生の滝。

 

 

 

新聞に載っていた氷柱群は、相生の滝の左側

新聞の写真より、幅が少し狭いような・・・・?

 

帰宅後、新聞で確認したら、

やっぱり撮影した写真の滝幅は狭くなっている!!

土曜日は気温が上がり、日差しも暖かだったので、

遊歩道の凍てつきはかなり緩み、泥と化している部分もありました。

だから、氷柱の一部も融けて滑落したのでしょう・・・

岩場に折れた氷柱が積み上がっていたような気がします。

 

 

 

↑ こちらが岩陰に隠れていた裏見の滝です。

 

 

 

 

高さ30mのままだけど、幅は7mくらいになってしまったかな?

相生の滝左側の岩肌部分で、氷柱が斜めに落ちてしまったようです・・・

 

 

 

 

岩の亀裂から湧き出る水が、ちょろちょろ流れ落ちながら

氷柱を大きく育て、この景色を生み出したのね♫

ゴージャスなシャンデリア♫

 

 

 

表面にうっすら残る雪が、

まるで勢いよく流れ落ちる滝しぶきの景色を生んで!

 

 

 

 

  あれっ!子象が1頭、

氷柱の森に紛れ込んでしまったみたいです。 

 

 

 

 

 

        あっ、三つ目のモンスターだっ!!

 

 

                       上を見上げて、にんまりしているわっ!!

 

 

氷柱群の左側に見つけた氷雪の造形

 

 

うつろな3つの目を上に向け

小さな鋭い歯が並ぶ口は半開き

4本指の手を半開きの口に当て、mff~

 

ちょっとおとぼけで間抜けそうなモンスターに、

わたしには見えるのですけど・・・

 

 

 

           ズームすると、半透明の目はクラゲに見える!

                 どんこの椎茸にも見える!!

 

 

 

・・・*・・・

 

 

 

裏見の滝を流れ落ちる荒沢川両岸に迫る岩壁には

大小いくつもの氷柱群を見ることが出来ました。

 

 

対岸から撮ったので小さく見えますが、

遊歩道の手すり近くに見える右側の氷柱群も

なかなかの見応えでした!!

 

 

 

氷柱のそばに、根を天に向けて枯れた倒木2本

かなり大きな木です。

台風か、強風か、大雨か、風化による滑落か・・・・・に、

無理矢理引きはがされた!?

絶壁状の岩肌に必死にしがみついていたはずなのに・・・

抗えない自然への驚異と畏怖を感じないではいられません。

 

 

 

 

 

 

新聞では23日現在、あと1週間は景色を楽しめるとありました。

気温が上がってきていますから、氷柱の滑落は進む事でしょう。

興味がある方はお早めに!!

 

 

 

2015初秋の裏見の滝へまつりんごさんを

案内した記事があります。

初秋の滝の景色に興味がある方は、こちらへ。

 

https://ameblo.jp/js-cott/entry-12079760778.html