ビチョッ、ビチョッ、ビチョッ・・・・・・・・・・、ボッ、ボッ、ボッ、ボッ、・・・・・・・・・・・

雪交じりの氷雨の音、 屋根を打つ重い音




昨日のように、次第に雪に替わるのでしょうか?

それとも、昨日の僅かな積雪を融かして、また、むき出しの凍土の庭に戻すのでしょうか?





冬の庭



春から秋の季節、命を謳歌し繁茂していた宿根草は、地中深く眠ったまま。

あるいは、小さな葉をロゼッタ状に地面に張り付け、

僅かな大地の温もりをも、ありったけ吸収しようとしている。




生気のない冬色にくすんだ緑のコニファーと、

寒さにも動じない肉厚の葉をもつ椿、沈丁花、シャクナゲ・・・・・・

これからが私の季節よと瑞々しい展葉を見せるヘレボラス

これらが、辛うじて視界に入る庭の緑色



冬の庭



鉢土は鉢の形のままに底まで凍りつき、地表はすべて凍土となった凍てつく庭。 

その下で、また来る春を信じて、眠りについているたくさんの生命たち。

ふんわりと白いブランケットのような雪に覆われた方が、どれだけ生命に優しいことか。

日本各地から大雪のニュースが届く。

だが、テージガーデンでは、本格的な積雪となる雪は、多分これから。







鈍色の冷え切った庭で、小さな命を灯し、ひっそりと息づくものたちがいる・・・・・


沈丁花   ワイルドストロベリー



固く赤い蕾のまま、ずっと春を待ちわびる沈丁花

石垣が蓄えた熱の恩恵を受け、赤く色づいたままのワイルドストロベリー





姫リュウキンカ


落ち葉をそっと掻き分けると、そこにはヒメリュウキンカの緑葉と、アジュガの銅葉

 






クレマチス・アンスンエンシス     父のモミジによじ登る   

                                          クレマチスアンスンエンシス


クレマチス・アンスンエンシス    

 「出口をふさがれ、小鳥さん、迷惑でしょうか?」     
「いいえ、そんなことはありません。             
             巣箱に、しば~じゅさんが大嫌いな○○が入らぬよう 
   24時間見張るのが私の役目です。」           



クレマチス・アンスンエンシス   クレマチス・アンスンエンシス


厚手のフランネルのような白い萼が反り返り、

ベルのように俯いて咲く冬咲きのクレマチス・アンスンエンシス

鈍色の庭をひっそり彩る微かな色彩







   ニゲル

コテージガーデンで12月の初め、最初に咲き出したヘレボラス

これが、正真正銘のクリスマスローズ・ニゲル

か月近く咲いている




ヘレボラス
つい最近、2番目に咲き出したヘレボラス   



   間もなく3番目に咲き出しそうなヘレボラス
ヘレボラス


ヘレボラス
何番目に咲いたか番付なし!            
           、
12月に、花付株の鉢で連れてきたから・・      

斑入り葉のヘレボラス・スノーフィーバー      







  スノーフィーバーの近くのこの子、これな~んだ?

シクラメン・ヘデリフォリウムラーメン好きの小池さんの頭!



   じゃなくて!!     原種シクラメン、ヘデリフォリウムの花後です!!


シクラメン・ヘデリフォリウム  


原種シクラメン・ヘデリフォリウム    昨年10月、こんな花が咲き始め、


原種シクラメン・ヘデリフォリウ



その後、たくさんたくさん咲きました♪ でもその時の画像がありません。

花が終わり、果実が出来ると、花軸はコイルのようにくるくると縮まって、

小池さんヘアスタイルになるのです。

小池さんヘアスタイルが完成する頃、緑の小さな葉っぱが髪飾りのように現れる♪


原種シクラメン・ヘデリフォリウムの面白い生態に興味がある方はこちらをクリックしてください★







  小池さんヘアスタイルの隣には、キャベツ畑!?

センベルビウム

センベルビウム畑のオーナー、トン太   




  少しでも熱を逃がさないように、ぎゅーっと縮こまり、ころころ丸まった様子が可愛くて♪

センベルビウム

多肉植物の仲間、センベルビウムは、寒冷地でも外で越冬可能です。  









この鉢の中でも多肉植物が越冬中 子持ち蓮華

                        「えっ、どこに? 石ころだらけよ。ちょっと緑に見えるのは・・・・、あっ、苔でしょう!
            何もないじゃない。根っこだけで冬眠中なの?」





  いいえ、ちゃ~んと居るんです!

  黄色い矢印のところをジ~ッっと見てください! 分かったかな?


ズーム・ア~ップ! 子持ち蓮華


これです。赤ちゃんの小指の爪ほどの大きさ。

子持ち蓮華の赤ちゃんです。

こんな小さな子が、鉢の中にたくさん居るのよ、分かるかな?

親株は花が咲き、枯れました。虫に喰われて消えたのもありました。

でも、繋ぐ小さな命を残して逝きました。

今年も昨年同様に、鉢にいっぱい、あふれるほどに殖えることでしょう。





昨年7月、雨の雫を纏い、鉢を埋め尽くしていた子持ち蓮華







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前回の記事に、たくさんのコメントやメッセージをありがとうございました。

しばらく途絶えていた更新に、たくさんのブロ友さんが心配してくださったことに

感謝の気持ちでいっぱいです。

励ましや労わりの温かい言葉の数々に、元気をいただきました。

心からのありがとうを言いたいです。



高齢の母がすっかり健康を取り戻すには、まだ時間がかかると思いますが、

少しずつ食欲を取り戻してきました。

薬よりも、口からの滋養が、回復を早めることでしょう。



私の咳もかなり収まり、睡眠を妨げられることはほとんどなくなりました。

健康をとりもどしてきたことを実感しています。

建康は、自分に贈れる最高の贈り物

健康であることの有難さを 改めて思わされます。



寒さ厳しい毎日、どうぞ皆様も健康に留意され、健やかにお過ごしくださいね。