ローマは見所が多いから・・・という理由で1カ所滞在にしたのですが
やはり5日間の滞在では、全部ゆっくりみてまわれません 汗

サン・ベルナルド広場 「モーゼの噴水」
ドメニコ・フォンターナ作、法王シクストゥス5世が引かせた水道、アクア・フェリーチェの末端に作られたもの。今も水は流れてますよ♪

サンタ・スザンナ教会
同名の聖人の殉教地に、法王レオ3世が建てた教会
当初はバジリカ形式の建物でしたが、度重なる改築で縮小され現在に。
ローマ・バロック建築の最初の好例だそうです

クイリナーレの丘
ローマ七つの丘の中で最も高い丘
紀元前1200年頃に始まり、ローマ時代を通して市民の居住地であり、帝政時代にはコンスタンティヌスの大浴場も造られたそう。しかし中世には忘れ去られ、木々が生い茂るようにまでなりましたが、16世紀半ばにクリナーレ宮の工事が始まり、再び歴代の法王が住む重要な地区となったそう

ナヴォーナ広場 手前がムーア人の噴水
ローマには「広場」と名のつく場所がたくさん!(広くないのも多いけど 汗)
ここナヴォーナ広場は、ローマ時代1世紀の後半、ドミティアヌス帝が3万人を収容する競技場を造ったのが始まりだそう。1477年に、シクトゥス4世が市場をここに移し、庶民の生活の中心となった後、イノケンティウス10世が広場を一新し当時の有名建築家の手により、現在の姿に。
広場には「ムーア人の噴水」「四大河の噴水」「ネプチューンの噴水」があり、ベルニーニをはじめ当時の建築家・芸術家たちの手による美しい姿は健在です(一つ修復中だったけど (T-T))

遠い昔から人々の生活の中心であった広場は、今も人で賑わってます!
メリーゴーランド、ちょっと乗ってみたかった・・・

パンテオン 「すべての神々の」という意味
現存するローマ建築の最も完全な遺構、世界最大の石造り建築
紀元前27年にアグリッパが建てたとされますが、80年に火事で消失。
118年にハドリアヌス帝が立て直したもの。

S・ピエトロをしのぐ、巨大クーポラ
1900年もの昔に、こんな建築技術があったとは!!
あまりのスケールの大きさに、相方と二人、言葉もなく上を向いたままでした。
夕方だったので薄暗いですが、日中は中央の天窓から光が振り注ぎます。
内部の8つの小祭壇は、元々は神々が祀られていたそうですが
現在は国家功労者を祀る場となり、ラファエロのお墓もありました。

ライトアップされたトレビの泉 中央はネプチューン
建築、彫刻、水が一体化したバロック芸術の傑作。
完成までにベルニーニの死を含め、様々な紆余曲折があったそうですが、
クレメンス12世がコンクールで募った建築家ニコラ・サルヴィによって
1762年に完成されたそうです。
肌寒い冬の夕刻とはいえ、せせらぐ水の音に歴史と時間の重みを感じながら佇む人々の姿でいっぱいでした。

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