【2023初秋・HIJ-その2】世羅郡(備後国)
(↑ 手荷物受取場のターンテーブルに載っていた奴。広島のイメージって、こんなの!?) HIJに到着し、レンタカー会社のカウンタへ向かう。 よくある数社が並ぶ形で、予約してあった「トヨタレンタカー」の窓口へ。 予約を確認した後、係員から整理札を渡され「営業所で渡してください」との由。送迎車がこれから来るので、それまでロビーで待つように言われる。 数分後に送迎車が来て、直線だと300mそこそこなのだが、空港ターミナル前の駐車場を大きく回って行くため、5分ほどかかって営業所に到着。『【MXPK11】トヨタ・アクア (2代目)』 たまに遠征先でレンタカーを借りる. 基本的に「日帰り圏内」の場合は,自家用車(1号車:トヨタA202A・ライズ ハイブリッドZ,2号車:ダイハツLA600S…ameblo.jp 貸し出されたのは、2022年初度登録の「トヨタMXPK11・アクア」。既に走行2万7千km超だが、見たところ傷もなく状態は良さそう。 JL257便の到着は、定刻だと11時20分なので、レンタカーは11時30分からの予約にしてあった。ここではなく広島駅での返却としていたが、料金面からちょうど2日後の11時30分までとしてあったが、257便が遅れたため、実際の「貸渡時刻」は11時55分となっていた。これならば12時からにしておけば良かったか。 広島駅から大阪市内への移動については、全くのノープランなので、別に何時でも構わない。そのため「京橋に16時前に着いて、あわよくば『改称後未訪局』などを多少片付けられれば」程度の見込みだった。 新幹線で直線、新大阪駅に向かう以外にも、姫路で新快速に乗り継ぐ選択肢も考えてはいた。そのため自由席前提なのだが、昼間は広島発毎時03分くらいに、広島始発の「のぞみ」東京行があるから、それに合わせるには30分くらいに着くのはちょうどいい、という考えもあった。 さて、この日のテーリングとしては、恐らく午後くらいしか使えないだろう、という予想はしていた。 広島県内の訪局履歴を確認すると、ある程度まとまって訪問しているのは、広島市街地(改称や新規開局などで「歯抜け」にはなっているが)や、江田島地域とそれにつながる呉市の一部(ここは1999年9月に「広島出張」につなげて100円玉友の会中国支部長・セブン氏とレンタカーで巡っている)、宮島周辺やそこに至る経路上など程度。 あとは「単発」的に、乗継などで下車した時に立ち寄った尾道、三次、塩町、備後落合の各駅近くで1局ずつなどか。東部の中心都市で新幹線も停車する福山が手付かずなのだが、何故か大門局だけ履歴があるのは、「国際ボランティア貯金ラリー(現・ゆうちょラリー)」での「マルチ稼ぎ」だったかと。 海沿いはともかく、山間部は「芸備線と他線との乗換駅の近く」以外は全くの手付かずだから、これから山間部に向かうのだったら、正直なところ「どこでもいい」状態ではある。 トヨタレンタカーの場合、基本的にはトヨタの純正ナビ(またはそれに準じたもの)が搭載されており、これは「郵便局」の表示に関してはかなり秀逸。基本地図上に「〒」マークが表示されているバージョンもある(今回借りたのもこれだった)のだが、加えて「周辺施設」メニューで「郵便局」を選択すると、恐らく電話帳データから引っ張り出したポイントにもアイコンが表示され、それを「目的地」として設定可能だ。 そのため、ナビの地図を見ながら適当に……ということも可能ではあるものの、改めて広島県の地図を見てみた。 今回の主たる目的地は「山県郡」である。 その山県郡には、北広島町と安芸太田町という2町があり、合わせて25局の郵便局がある。現在でも「ゆうちょラリー」のポイント計算上、市区部の局は「1ポイント」のところ町村部の局は「3ポイント」と有利になっているから、この25局は市部の郵便局に換算すると75局分の「価値」がある。 広島県の山間部(北部)には、他に世羅郡(世羅町)と神石郡(神石高原町)があり、ともに13局の郵便局がある(うち神石郡の1局は一時閉鎖中)。それ以外は、人口密度や「局密度」的には大差なさそうにもかかわらず、所在地的には「市」(三次、庄原、安芸高田、府中、三原などの各市)になってしまう。 宿泊地と空港や広島駅の位置関係を考えると、神石郡神石高原町は若干「方向違い」かな、とは思うのだが、2日目・3日目で山県郡を、1日目に世羅郡世羅町を「ほぼ制覇」できるのではないか、と考えた。 そうなると、まずは世羅町を目指すことにする。 しかし、空港から最も近い世羅町内の郵便局まで、直線でも17km近くあるため、途中に三原市内(ちなみに空港も三原市になる)の局がいくつか見えてしまう。 これに全部寄っていては、世羅郡の完訪が覚束なくなりそうなので、1~2局に絞り込もう。いや、既に予定より半時間近く遅れているから「寄っても1局」だな。 ということで、基本的には県道49号を北上して、国道432号に入るルートを進むことにする。 途中で国道486号に右折することになる51267:大草局は「見なかったことにして」「華麗にスルー」。 国道432号線に入る交差点の傍にあった51055:神田郵便局には寄っておくことにした。『51055:神田郵便局(三原市)』神田郵便局(7,165局所目)ameblo.jp ここで通算7,165局目となってスタート。空港に近いということで、飛行機のイラスト入りのゴム印が押される。 所在地は三原市になるのだが、三原市の局を訪問するのは初になる。 この局名の読みは「かんだ」。 一見当たり前なのだが、全国的には、時々「じんだ」とか「こうだ」といった読み方をすることもある。しかし「かんだ郵便局」と言われてこの字が出てくると、やはり「01008/〒101」の郵便局が頭に浮かぶ。 国道432号線に入って暫く進むと、世羅郡世羅町に入った。そのまま更に進むと、51290:西大田郵便局に到着。『51290:西大田郵便局(世羅郡世羅町)』西大田郵便局(7,166局所目)ameblo.jp ゴム印は、局名の前に「郵便配達の車」、後に「ひまわり」のイラストが入ったもの。世羅町内の郵便局の多くで、これを使用しているらしいが、インクの色は様々。普通に黒色のところもあるが、この局では臙脂色のスタンプだった。 ここでは、通常のゴム印とどちらにするか訊かれたが、ここでイラストありを押して貰ったためか、この後の同様のゴム印を用意している局では(たまに「絵入りでいいんですよね」と訊かれたが)、ほぼ迷わずイラスト入りのゴム印を押して貰えた。 これで「3ポイント」局の大量増殖とともに、「宝」印のポイントも着実に増えそうだ。 更に国道432号線を進むと、51746:京丸簡易郵便局を発見。『51746:京丸簡易郵便局(世羅郡世羅町)』京丸簡易郵便局(7,167局所目)ameblo.jp 駐車場が見当たらなかったので、少し先の広くなった所に停めて局内へ。しかし、施錠されてもいないが、誰もいないという……。 少しして、ガソリンスタンドの制服を着た女性が現れ、「すいません、今食事していたので、すぐ来ます」と言う。そう言えば、時刻は12時50分過ぎだった。 同じガソリンスタンドの制服を着た男性が現れ「お待たせしました」と処理を開始。 いや、昼休み中だとしたら、却って申し訳ない。簡易局なんだから、公式に「休憩時間」を公示してもいいのではなかろうか(最近では離島などで、直営局ですら「昼休み」のある局もある)。 どうやら隣のガソリンスタンド(の経営者等)が受託しているらしかったが、簡易局のためかゴム印は普通のもの。 更に国道を進み、ちょっとした集落にはいる所で左に分かれる(元々旧道か何かだったと思われる)路地に入って暫く走ると、51541:世羅大田郵便局があった。『51541:世羅大田郵便局(世羅郡世羅町)』世羅大田郵便局(7,168局所目)ameblo.jp ここでも西大田局と同じイラストが入ったゴム印が押され、紫色(ラベンダー色?)のスタンプだった。 少し進むと、国道184号にぶつかり右折。すぐに国道432号と交差するが、そちらには戻らず184号を進むと、右手に51012:甲山郵便局があった。『51012:甲山郵便局(世羅郡世羅町)』甲山郵便局(7,169局所目)ameblo.jp ここは、世羅町役場も近く現在の世羅町の中心になっているようだ。 現在の世羅町は、旧・世羅町と甲山町、世羅西町が合併して誕生しているが、役場は甲山町役場を充てた。旧・世羅町は、先刻通って来た(東)大田や西大田、この後行くことになっている大見などのエリアだったらしい。 この局の為替貯金取扱局番号である「51012」は、今回巡った広島県内の局としては「最古参」であり、旧・甲山町がこの一帯の中心地であったことが窺える。 ゴム印はここも同様のイラスト入りだが、インクは普通の黒色のスタンプ台を使用したものだった。 ここからは、南東方向に進む国道184号を更に進む。 4kmほど走って51123:宇津戸郵便局へ。『51123:宇津戸郵便局(世羅郡世羅町)』宇津戸郵便局(7,170局所目)ameblo.jp 駐車場はそこそこ広かったのだが、車を止めて降りた途端に、局前の道のほうから一匹の猫が鳴きながら寄って来た。 毛並みから野良猫のようではあるが、全くヒトを怖がる様子がなく、しつこいくらいにすり寄ってくる。恐らく、最近まで飼い猫だったのではなかろうか。捨てられたのか、道に迷って帰れなくなったのかはわからない。 局内に入るまでずっとついて来たが、自動ドアを入ると中には入らなかった。 郵便局で訊くと、少し前からこの辺りに現れたのだという。油断していると、裏口などから局内に入ってしまうこともあるらしい。 現在、保護猫を飼っているし、これまでも実家に住み着いた野良猫を10匹以上世話した経験から、空腹で「何か(ニャンか)くれ」と言っているのは想像に難くないのだが、残念ながらあげるモノもない(というか自分自身が昼食もまだで、テーリングの基本「欲シガリマセン四時迄ハ」である)。 可哀想だが、どうすることもできない。 これが、このまま自宅に帰れるくらいの場所ならば、連れ帰って保護してもいいかも、くらいに人馴れしている猫ではある。しかし、3泊4日の初日が始まって間もない今、そういう訳にもいかない。自宅まで約750kmほど離れている場所なのだ。 後ろ髪を引かれる想いで、宇津戸局を後にする。 なお、この地名の読み方は「うつど」ではなく「うづと」らしい。 郵便局で押されたゴム印も、他の世羅町内の郵便局とは異なり、局名の前に何か植物のようなイラストが入ったもので、書体もゴシック体。この「正体」が何なのか、訊くことを失念してしまったのだが、もしかすると他の世羅町内の郵便局同様に「ひまわり」で、それを数輪描いたものなのでは……という気もしてきた。 ここも現在は世羅郡世羅町なのだが、旧・甲山町に合併されるまで御調郡宇津戸村だった。世羅郡ではなかったのである。このあたりが、他と違う理由なのかどうかまでは訊かなかったのだが、確かに地図上でもこの局だけが、ちょっと離れた場所にある。 もと来た道を引き返し、途中から右に分かれる細い道(県道405号)に入って進む。 暫くすると、国道432号に突き当たり、そこを右折してすぐ、51783:東上原簡易郵便局に辿り着いた。『51783:東上原簡易郵便局(世羅郡世羅町)』東上原簡易郵便局(7,171局所目)ameblo.jp いかにも簡易郵便局、な小振りな局舎の窓口には、女性局長がちょこんと座って来客を待っていた。 処理中に、もう一人の客も来たが、郵便だったので並行対応。 ゴム印は普通のもので、局名も「ひがしうえはら」と普通に読めばいいのだが、「なんちゃってウチナンチュ」を演じられる筆者としては、つい「あがりうえばる」と読んでしまう字面ではある。 国道432号を進み続けると、福塩線・備後三川駅の近くと思われる場所に51109:三川郵便局があった。『51109:三川郵便局(世羅郡世羅町)』三川郵便局(7,172局所目)ameblo.jp ここでは再び、世羅町内の郵便局の「標準仕様」らしきイラスト入りのゴム印が押され、スタンプは赤色。 国道432号を少し戻り、ナビに従って西方向へ進むと、51265:東郵便局に着いた。『51265:東郵便局(世羅郡世羅町)』東郵便局(7,173局所目)ameblo.jp ここは「別迫」という地名で、何故「東」なのか不明だが、安芸高田市には「北」郵便局もあるし、そもそも広島県内には、伴、安、沖、広、呉、向、高、鞆、坂などという、ちょっと特徴的な「一文字」局名がよくある。そう言えば「上下」などという地名・駅名もあり、上下郵便局も存在する。 それはともかく、処理を待っている間、ここの局長がやたらと「北の富士カレー」と「国技館ハヤシ」を勧めてくる。関東では他にも何種類か併せて販売している局を見たことがあるし、まだ初日で荷物を増やしたくないので、申し訳ないが固辞させていただいた。 ゴム印はやはりイラスト入りで、やや暗色系の「赤」だった。 そこから更に西へと進み、再び国道184号に入って北上すると、51103:大見郵便局に着いた。『51103:大見郵便局(世羅郡世羅町)』大見郵便局(7,174局所目)ameblo.jp 徐々に残り時間が気になり始めるが、滞りなく処理され、次に向かう。 今度は南へと向かって、51070:津久志郵便局へ。『51070:津久志郵便局(世羅郡世羅町)』津久志郵便局(7,175局所目)ameblo.jp ここまで来ると、最初に通った西大田局が近い。 しかし、さっきの大見は西大田などとともに旧・世羅町だが、津久志は、旧・世羅西町域になる。 津久志局前の県道52号を北西へと進むが、次の51243:小国郵便局は、少し外れた集落の、更に路地を一本入ったような所にあり、わかりにくい場所にある。『51243:小国郵便局(世羅郡世羅町)』小国郵便局(7,176局所目)ameblo.jp ここまで来れば、残るは2局。 再び県道52号に戻って更に進むと、51064:吉川郵便局があった。『51064:吉川郵便局(世羅郡世羅町)』吉川郵便局(7,177局所目)ameblo.jp 土地柄「きっかわ」と読む可能性もありそうだが、普通に「よしかわ」でいいらしい。 なお、大見局から3局続けてイラスト入りではあるものの、黒色のゴム印だったのだが、ここでは青のインクでスタンプされた。 15時50分が見えてきたので、ラストスパート。 県道52号を少し戻り、左に分かれる路地に入って北に進む。県道56号にぶつかって右折し、東に進むと、一本入った路地沿いに51312:津名郵便局が見えてきた。 それほど建物が少ないということでもある。『51312:津名郵便局(世羅郡世羅町)』津名郵便局(7,178局所目)世羅郡&世羅町完訪ameblo.jp 15時55分に到着。 ギリギリではあったが、世羅郡世羅町13局完訪(と三原市の1局を合わせ14局訪問)となった。実質「半日」だったのだから、これは上々だろう。 局の奥には、小上がりのようなスペースがあり、そこに何やら置かれている。 ここだけ切り取ると、簡易郵便局のようでもあるが、れっきとした直営局である。 ゴム印は、イラスト入りの「黒」だった。 ともかく、世羅郡完訪を果たし、まずは宿に向かうだけ。 ナビを宿にセットして走り出すが、そう言えば昼食を抜いてはいるものの、レンタカーの営業所で「サービスですのでお好きなの1本お持ちください」と渡された缶コーヒーを飲んでいて、途中で休憩などもしていないため、また達成感から緊張が解けてしまったこともあるのか、激しい尿意に襲われる。 ナビに従って走っていたら、51327:敷名郵便局(三次市)が見えてしまい、「見えてはいけないモノが見えてしまった」と動揺する。 しかし、そのすぐ先に三次市の三和支所があり、市役所の支所ならばトイレくらい借りられるだろう、と飛び込んだ。駐車場はガラガラだったが、余程慌てていたのか、後で見るととんでもなく曲がって止めていた(笑)。 そこからも、いくつか郵便局が「見えてしまって」精神衛生上良くないが、基本的に、ほぼ西に向かって真っ直ぐに近いルートで、北広島町の旧・千代田町域に辿り着いた。 今夜の宿は、その千代田の中心市街地から南へ2kmちょっとの場所にある「広島北ホテル」。『【広島・芸北】広島北ホテル(山県郡北広島町/旧・千代田町)』 長男の高校の「修学旅行」は今年,「広島・関西」方面になった. 「広島」と言っても,意外に広い. そもそも,旧律令国としては「備後」と「安芸」両国に相当する.…ameblo.jp 到着したのは、17時半過ぎだった。 取り敢えずチェックインを済ませ、長男の民泊には20時頃に到着する予定として、18時50分過ぎに出発すれば良かろう、と算段。 1時間少々あるので、和室の座卓でノートPCを開く。 館内にはWi-Fiが整備されており、すぐにネット接続できたので、早速この日のInstagram投稿から連携したアメブロ記事のタイトルを「修正」しておく。 後は、訪問局データも更新し、長男の民泊まで往復。 処置後の問題もなかったので、21時半頃に民泊を出て、途中のコンビニ(民泊の近くにはそんなもの皆無だが、千代田に戻れば何軒かはある)で夕食、アルコール飲料、つまみなどを調達して宿に戻ったら22時半。 大浴場は23時までなので、大急ぎで浴びに行き、この日は終了となった。