「カイバをきれいに全部食べて」間宮助手
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ホープフルS制覇から一夜明け、馬房でくつろぐクロワデュノール(撮影・奥田隼人) |
ホープフルS(G1、芝2000メートル、28日=中山)を制したクロワデュノール(牡2、斉藤崇)が29日、一夜明けた滋賀・栗東トレセンで元気な姿を見せた。
レースは中団追走から徐々に進出し、直線は早めに抜け出して2馬身差の快勝。
デビューから無傷の3連勝でG1タイトルを手にした。
鞍上の北村友騎手は4年ぶりのG1制覇となった。
中山からはこの日の午前0時30分ごろに帰厩。
担当の間宮助手は「良かったです。ジョッキーがこの馬を信じて、うまく乗ってくれました。
今朝もカイバをきれいに全部食べていましたし、急仕上げだった前走よりレース後の感じは楽ですね」と様子を伝えた。
来年はもちろん、クラシック路線の主役筆頭となる。
同助手は「プレッシャーの方が大きいですが、やることは変わらないので。楽しみもあります。
まだキ甲の周りに肉が付ききっていないですし、線も細いですから。
成長の余地があってまだまだ良くなると思いますよ」と期待。
連勝街道はどこまで続くのか。今後の走りに注目が集まる。
2024年12月29日9時58分
(日刊スポーツ)
我々団塊世代の3冠馬スターと言えば千明牧場のミスターシービーに成るのだが、今回のホープフルS(GⅠ)を観戦していてそのクロワデュノールの走りにミスターシービーの走りを見た
血統書には黒鹿毛と青鹿毛との違いはあるが、ミスターシービーの愛称は「黒い弾丸」で、道中は後方待機しているがいつの間にやら4コーナーを廻る時点で先頭の馬には2~3馬身差以内に着けて豪快に差し切る
3戦目にして初めて明かした北村友一騎手のこの騎乗はクラシックに突入するまでには何れ試さなければ成らなかった訳だが鉄は熱いうちに打ての格言通り、2歳最後のレースで行ったわけだが、デビュー当時に友一騎手がこの馬と相対する馬に挙げたのが最後まで主戦ジョッキーとして騎乗し続けたかったクロノジェネシスを挙げている
馬主・生産者・調教師とも同じで、牝馬・牡馬の違いがあるが、クロノジェネシスはデビュー戦でJR馬としてランクインしており、秋華賞(GⅠ)から凱旋門賞に挑むまでの宝塚記念(GⅠ)まで9戦連続◎で期待した馬で、どう転んでも個人的にはクロワデュノールとクロノジェネシスと同等扱いには無理があると思っていた
何れこのブログでも公開しなければ成らない時期が来るだろうが、JR馬としてランクインして以上、この世代初のGⅠレース初挑戦の馬に〇以上の評価は完全に裏切り行為で、自ら築き上げたJRポイントを否定する事は南極と北極が入れ替わっても個人的には無理な相談だ
どれだけキャッチできているかで
兎も角、誰もが認める様にキタサンブラック産駒の馬体の良さと成長力はハッキリしており、クラシックの登竜門・ホープフルS
も難なくクリアした訳で、後は遅れて来た大物の存在がどれだけ居るかだろうが、ミスターシービーが何故三冠馬に慣れたかを紐解けば、今年の2歳馬世代に共通している事が多い事がこの春の課題とも言えるだろう
歴史は繰り返される…1980年馬産地日高地方に何が起こり、それを免れた馬と餌食に成った馬を目の当たりにして来たが、生命の存在に間引きと言う言葉は禁句だが、自ら間引きする事を知っているのが子孫を守る事に賭けているネズミで、自らを犠牲にして子孫を守るすでを何万年前から身に着けており、集団自殺は増え過ぎる自分達の間引きで食料を確保する子孫を守るすべの1つでもある
ネズミの世界より劣る人間界では勃発している第三次世界大戦も他人事としか考えていないし、食料の奪い合いで親子喧嘩・兄弟喧嘩は当たり前だし、兄弟・子供そんな仕打ちは当たり前だし、他人と成れば見過ごす事など当たり前の行動だろう
2025年は地球温暖化は益々進み、食料品はバイオの時代に突入する筈で、遺伝子組み換え食品に歯止めが利かなくなるだろう
新春競馬は5日(日)6日(月)と成りますが、東西金杯は共に登録馬が多く除外対象馬は複数で、勝ち負け云々よりも先ずは出走出来るかが問題に成りそうだ
東西金杯だけでなく、他の特別戦も除外対象馬が多く、出否未定馬をどれだけキャッチ出来ているかでお年玉の厚さが替わるだろう