日本馬シンエンペラーが強力欧州馬7頭と激突
矢作師 |
アイルランドで行われる愛チャンピオンS(G1、芝2000メートル、14日=レパーズタウン)の出走馬が12日、確定した。
追加登録が締め切られた10日時点で10頭が名前を残していたが、4頭が出馬投票をせず、最終的に8頭立てとなった。
出走馬は調教国別に日本1頭、英国3頭、アイルランド4頭。
日本からは藤田晋オーナーが所有するシンエンペラー(牡3、矢作)が参戦する。
鞍上は坂井瑠星騎手で3番枠からスタートする。
欧州のブックメーカー各社が前売りで1番人気にしている英国のエコノミクス(牡3、W・ハガス)はトム・マーカンド騎手を背に大外8番枠に決まった。
地元アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎は厩舎の6連覇がかかる一戦に4頭出し。G1・6勝馬で連覇がかかるディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡4)は4番枠、愛ダービー馬ロスアンゼルス(牡3)は5番枠、一昨年覇者のルクセンブルク(牡5)は7番枠、ペースメーカー役が予想されるハンスアンデルセン(牡4)は6番枠となった(ハーツクライ産駒コンティニュアスは出馬投票を行わず)。
そのほかはエクリプスS、英インターナショナルSで2戦連続3着に好走している英国のゴーストライター(牡3、C・コックス)が2番枠、英インターナショナルSで6着だった英国の古馬ロイヤルライム(牡4、K・バーグ)は最内1番枠からスタートする。
2024年9月12日18時47分
(日刊スポーツ)
現地での最終追い切りも終了し、何のトラブルも無くここまで来たシンエンペラーだが、何度も指摘して来た通りこの馬の弱点の走るフォームはそう簡単に改善するものじゃないし、このものすべてがシンエンペラーのパーツと考えれば良いのかも知れない
矢作調教師も妥協する事が大嫌いな性分だし、釣り師は鮒で始まり鮒で終わる様に、シンエンペラーとの出逢いは坂井瑠星で始まり、4人の名手を経て収まるべき所の坂井瑠星騎手に収まったと言える
出走頭数が頭数だけに、明日の各マスメデアも苦しい見解に成りそうだが、馬券の発売も有るし、ラジオでの実況中継も確定しており、それなりの人気にも成るだろうが、矢作調教師には申し訳ないが、今年の愛チャンピオンS(GⅠ)は少数精鋭のメンバーで相手が悪すぎる
ましてや完成途上のシンエンペラーがこのメンバーで善戦できれば今年だけでなく、複数年掛けても凱旋門賞にチャレンジすべきだし、3歳で凱旋門賞への挑戦を押しにして来た吾輩の考えはそこにもある訳で、日本馬が一発で勝てるほど簡単なレースでは無い
海外のレースで簡単に勝てるレースに二エル賞が有るが、ハッキリ言って百害あっても一利なしで、凱旋門賞のステップレースに加えて居なかった所が世界を知り尽くして入り矢作調教師と言えるだろう