いよいよ今週末から2場開催となるが、秋競馬の開幕と同時に第一週からGⅠに向けての前哨戦グレードレース3鞍でのスタートとなる

 土曜日は3歳限定秋華賞に向けての紫苑S(GⅡ)は15頭の登録馬が有り、その内5頭がデビュー戦でJR馬としてランクインした馬で、馬の状態とここに来ての成長力が問題と成りそうだし、このレースも検討していたライトバックが先週のハンデ重賞・新潟記念(GⅢ)で1番人気に支持されたものの、レース前からテンションが高くゲートインする前に事故により除外となった

15頭の登録は有るものの、昨日の段階に成り出否を再検討した陣営も居るのも確かだが、例え出走して来てもフルゲートには成らない訳で、この出否を再検討は決してイメージは良くない
 
 日曜日は中京競馬場で、スプリンターズS(GⅠ)に向けての前哨戦・セントウルS(GⅡ)が組まれているが、スプリンターズSは中山競馬芝1200m行われるため、18頭の登録馬は有るものの例えここを勝ってもスプリンターズS(GⅠ)へは出走する気が無く、ここがメイチの勝負馬が居るのも確かである
 
ご存じの通り、中京開催は5週目に突入し、度重なる馬場悪化に伴い、再び雨が降る様なら水掻きにスクリューが付いている馬が浮上する一戦となる事だろう
 
ここにはデビュー戦でJR馬としてランクインした馬は1頭しか出走して来ていないが、この中間の動き・気配は微妙で、明日の最終追い切りで確り確認したい1頭でもある
 
 同日中山競馬場で行われる京王杯AH(GⅢ)はハンデ戦と言う事も有り、先週の段階では19頭の登録が有ったが、既に回避を表明して18頭の出走が予定されている
 
ここはデビュー戦でJR馬としてランクインした馬は3頭登録が有り、その3頭全てがファイティングポーズを取っており、一波乱が有りそうだ
 
力量的には上位5~6頭が大接近しており、トップハンデが58k最軽量馬が51kでその差は7kあるが、フルゲートオーバーに成れば最軽量馬は除外と成る訳で、この時点で最軽量馬は52kと成り、ハンデ差は6kとなる
 
ここもJRAの闇の部分でもあるが、開幕週で馬場状態は絶好の筈だが、本日も関東地方は雨で、天候不順はまだまだ続いており、ハンデより馬場状態がカギを握っていると言えるだろう。
 
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