東京の新馬戦を快勝したモーリス産駒ジョリーレーヌは新潟2歳Sを目標に帰厩
6月23日、新馬戦を制したジョリーレーヌ |
6月23日に行われた東京芝1600メートルの新馬戦を勝ったジョリーレーヌ(牝、大竹、父モーリス)は新潟2歳S(G3、芝1600メートル、25日)を目標にする。
キャロットクラブがホームページで発表した。
新馬戦後はノーザンファーム天栄へ放牧に出ていたが、1日に美浦トレセンへ帰厩している。
同馬は母が芝で4勝を挙げたレッドレグナント、母の父がロードカナロアという血統。
3代母が00年南部杯を勝ったゴールドティアラで、一族には国内外のG1で活躍したステファノスがいる。
2024年8月1日20時45分
(日刊スポーツ)
今年の2歳馬は、猛暑の影響もあり有力なJR馬が次々とリタイアし、デビューが遅れている事も有るが、それでもJR馬としてランクインした馬が出走馬に存在していなくても必ず必ず勝ち馬が出現するのが競馬である
6月23日に行われた東京芝1600メートルの新馬戦は13頭のレースと成ったが、JR馬としてランクインした馬は1頭も出走しておらず、当然の事だが準JR馬の2頭がⅠ・2着と夏た訳で順当な1戦と成った訳だが、ここに来てS級のデビューを予定していたJR馬が次々と体調を崩しデビュー予定に狂いを生じ、今年のGⅠ馬候補の存在に狂いが生じて来た
そんな中、準JR馬でも年内の重賞路線なら重賞路線でも通用する馬に注目しなければ成らない訳だが、デビュー戦で1番人気に成り楽勝し、2戦目で新潟2歳S(GⅢ)を制すれば一気にスター候補と騒がれて当然なのがジョリーレーヌだろう
馬体にはモーリス産駒としては今一迫力が無かったが、ここに来て二廻り近く成長しており三週後に迫った新潟2歳S(GⅢ)ではどんな馬体で出走して来るのか楽しみな一頭でもある
まだまだ猛暑が続く夏競馬だが、我々人間同様に厳しい夏との戦いが、カギを握るサマーシズンと成ったのは確かである。