【海外】オーギュストロダンに迫ったフランス馬ザラケム陣営がジャパンC参戦に言及

 

ジャパンCのゴール板(2023年11月25日撮影)
ジャパンCのゴール板(2023年11月25日撮影)

 

 19日に行われたG1プリンスオブウェールズS(英国)でディープインパクト産駒オーギュストロダンに迫る2着だったフランス馬ザラケム(牡4、父ザラク)のジェロム・レニエ調教師が同馬の今後のプランを語った。23日、「サラブレッドデイリーニュース」電子版が伝えている。
 

次走についてはヨーク競馬場の英インターナショナルS(G1、芝2050メートル、8月21日)が有力で、「プリンスオブウェールズSと凱旋門賞のちょうど真ん中なので、出走するのにいいレースでしょう。

 

間隔を空けて走る方がいい馬なので、あまり走ってない状態で、あと1回走って、凱旋門賞に臨むのがいいと思います」と凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)参戦の意思もはっきりと示した。
 

また、「凱旋門賞の後はジャパンCか、香港ヴァーズに行く可能性があるので、年末までフレッシュな状態でいてほしい」と語っており、ジャパンC(G1、芝2400メートル、11月24日=東京)参戦についても言及している。
 

ザラケムは重賞初挑戦だった昨年10月のG2コンセイユドパリ賞がイレジンの6着。

 

今年初戦だった4月のG2アルクール賞はオリゾンドレを破って重賞初制覇。

 

続くG1初挑戦のガネー賞は1番人気で8着に敗れたが、プリンスオブウェールズSでは後方待機からゴール前でオーギュストロダンに鋭く迫った。

 

管理するレニエ師は今年のドバイターフ覇者ファクトゥールシュヴァルも管理している。
 

プリンスオブウェールズSを制したオーギュストロダン陣営も前日22日に管理するエイダン・オブライエン調教師がジャパンC参戦を示唆するコメントを発しており、昨年の「ワールドベストレース」に輝いたジャパンC、晩秋の府中に世界の注目が集まっている。

 

2024年6月24日10時41分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 世界的に厳しい日本の検疫では世界の名馬が日本の競馬を目指す事は厳し過ぎる事も有る、いつも夏の終わりの線香花火で終わって来た

 

東京競馬場内に出帳馬房も完成し、検疫も多少緩和された事も有り今年は久々に香港からA級馬ロマンチックウォリが来日し、安田記念(GⅠ)を搔っ攫って行ったが、このニュースが世界のホースマンに広がるのは秒速でもある

 

そんなチャンスをJRA広報が指をしゃぶって見逃すはずはなく、動画付きで東京競馬場を紹介しているが、何度も動画に出て来るのが東京競馬場から見える富士山の紹介では昭和のイメージしか沸いて来ない

 

今回は次々とジャパンC参戦馬が名乗りを上げそうだが、肝心要な日本のホストを務める馬と成るとどの馬かが問題である

 

いっその事、ダート界の化け物○○○○○○が出走しても良い気に成るが、芝コース云々前に満たされる条件をクリアしていない

 

正に洒落にも成らない現状の日本馬の状況であり、城を空っぽにしての出陣はサル(秀吉)でもやらない戦法である

 

舶来カブレは昭和初期の話だが、正に日本の競馬界は舶来ブランドに弱く、国内品の良さを理解出来ていない平成初期の様なものだ

 

B級品を並べて向かい撃つ様な恥さらしは避けて欲しいし、第2のロッキータイガーを作るには時間が無さ過ぎると言うものだ

 

秋には円相場が間違いなく160円台は突破しており、ドルで換算すると世界的に賞金が高いと言われた日本のGⅠ賞金も、安値で取引されている様なものだ

 

ただ今回も来日予定している2頭は賞金より、名誉・プライドを賭けての戦いでジャパンC(GⅠ)取りが目標である

 

その分ドタキャンも十分考えられるが、願わくば来日して父ディープインパクト産駒オーギュストロダンには鱈腹・日本の水と空気を味わって欲しいと願っている。