北海道の函館競馬場以外は昨晩の雨が祟り、一気に馬場が悪化したが共に小雨でレースが進んでいる

 

梅雨時だけにあてには成らない天候だが、レースが進むに連れ芝コースは益々荒れる訳だが、道悪により餡子の詰まった馬が揃った宝塚記念(GⅠ)だが、京都競馬場の芝2200mは紛れが少なく、並みの重巧者や上り馬では制するのは難しいコースでもある

 

想定通りに進まないのが世の常では有るが、ハッキリしているのは18年振りで開催される京都コースの宝塚記念で、ここに来てのデーターは全くあてに出来ない訳だが、基本的にはドリームレースである以上、重賞初勝利がドリームレースは考え難いし、2~3歳限定戦じゃあるまいし、GⅠ馬4頭が出走している以上、勝つのはGⅠ馬3頭の何れかだろう

 

格を重んじれば狙い馬も絞れてくるが、共に重巧者は存在しておらずGⅠレース当日は京都競馬場の馬場開放が有るが、早々に中止が発表されており、相当に雨の影響が高いと言う証でもある

 

1週前の追い切りを見て「イマイチかな…叫び」と感じたジャスティンパレスだが、流石・杉山晴紀師だけあり、滅多な事では名手を指名する事は無いし、先週の追い切りでガス抜きを完了した感がある今週の最終調整は目を引いたし、過去Ç・ルメール騎乗では4戦4勝は本気度が感じられる

 

ディープインパクト産駒には珍しく、決め手よりパワーが身上の馬でディープインパクト産駒は重馬場は苦手と言う定説が有るが、これを否定し続けて来た様に、個人的にはディープインパクト産駒は「重巧者」と確信している

 

鞍上C・ルメール騎手も復帰後絶好調だし、川田将雅を並ぶ事なく置き去りにしてのリーディングトップに躍り出たが、こうなると手が付けられなくなるのがC・ルメール騎手の十八番でもある

 

すでに前発表している通り、暑さ大嫌いのC・ルメール騎手が今年は北海道遠征では無く、みちのく遠征を決めており、ここに来ての勝ち星量産にも裏付け・根拠もハッキリしている

 

上位人気は避けられないが、レースの流れを読み取る才能は神がかりだし、マークすべき馬が居る時の騎乗は馬の力を数倍にも押し上げる

 

いつも通りレース前にインタビューすれば「大丈夫ですクラッカー自信も有りますグッド!と答えるだろうし、勝利者インタビューでも同じ事を答えるだろう。