エーデルブルーメ 福永祐一調教師「うまく脚をためられるといい末脚を使ってくれる」

6月16日(日)に京都競馬場で行われる第29回マーメイドステークス(GIII)に出走を予定しているエーデルブルーメ(牝5、栗東・福永祐一厩舎)について、追い切り後の福永祐一調教師のコメントは以下の通り。

「前走のダイワスカーレットカップは、コンディションは非常に良く、乗り難しいところがある馬で、競馬でなかなか力を発揮できないケースがあったのですが、川田騎手がとてもうまくエスコートしてくれて、思っていた以上に強い勝ち方をしてくれました。川田騎手は以前にもこの馬の騎乗経験があったので、前回のレース後に話を聞いたところ、良くはなっているというコメントをもらえました。
どの競馬場でも結果を出しているというのは、高い能力があるからだと思います。

うまく脚をためられるといい末脚を使ってくれるところが持ち味ですが、なにぶん乗りやすいタイプでは無いので、ジョッキーにある程度うまく乗ってもらわないといけないというところがある馬です。

調教の段階で、誰が乗ってもいい結果が出せるように持って行きたいと思っています。

徐々に動きの質は良くなってきていると思いますが、まだ難しい面は残しています。

この馬を引き継がせてもらうことが決まった時から、コーナー4つの2000mという条件を目標にしようと思っていましたし、牝馬なので、オープンクラスを勝てるようであればエリザベス女王杯を目指したいと思っていました。
厩舎には調教の乗り手が何人かいて、それぞれ特性も違い、それに合わせて騎乗馬を振り分けているのですが、この馬の調教には自分の乗り方が合うのではないかと思って、主に自分で跨っています。

一週前にある程度負荷をかけるというのはいつものパターンで、時計的にも内容的にも満足行くものだったと思います。

今週の最終追い切りは、テンションも上がりやすい馬ですし、トータルであまり速い時計を出さない中で活気ある動きを、というところでしたが、時計、内容、ともにいい形で終えることができたと思います。

前走の時よりはちょっと良くなったかなというぐらいです。
予定通りレースに使えるということで、とても順調に来ています。

川田騎手も継続して乗ってくれるということで、これ以上心強いジョッキーはいないという中で重賞にチャレンジさせてもらえることを、ありがたく思っています。

たくさんの方に応援していただいて、後押ししてもらえたらと思っています」

コスタボニータ 杉山佳明調教師「ここでもいい競馬をしてくれたら秋にも結びつく」

 

6月16日(日)に京都競馬場で行われる第29回マーメイドステークス(GIII)に出走を予定しているコスタボニータ(牝5、栗東・杉山佳明厩舎)について、追い切り後の杉山佳明調教師のコメントは以下の通り。

「前走の福島牝馬ステークスは、春の福島開催の3週目で、馬場や枠順がどうかと思ったのですが、馬場も良く、結果的に1枠1番も良かったと思います。いつも好スタートから流れに乗れるところがこの馬のセールスポイントで、この時も、道中はいつも通りいい形で進めることができました。落馬のアクシデントがありましたが、その影響も無くスムーズでしたし、直線では、岩田望来騎手が初めての騎乗でも上手く誘導してくれて、短い福島の直線が長く感じるぐらい、いい末脚を発揮してくれました。ようやくこの馬に重賞を獲らせてあげることができて良かったです。

前走でヴィクトリアマイルの優先出走権を取れましたので、そこも考えたのですが、中二週でもう一度輸送というよりは一旦立て直してということになりました。その後はマーメイドステークスを目標に、山元トレセンに放牧に出して、レースに向けて逆算していい状態で栗東に戻してもらいました。ここまで順調に来ることができています。

一週前の追い切りは、いつものパターンで、先に行く馬を用意して、長めからしっかり負荷をかける形でした。いい状態で放牧から戻ってきているというのが一番なのですが、予定通りできましたし、追い切った後、そこから状態が上がってきている感じです。

今週の最終追い切りは、坂路で、単走でやりました。前回ぐらいからゆったり大きく走れて、終いの1ハロンの伸びも以前より良くなったような感じがするのですが、きょうも余力残しで、いい追い切りができました。先週追い切って状態が上がったのを維持しながら、もう一段階上げていけるようなイメージで終えられたのではないかと思います。

ようやく落ち着きが出てきました。競馬の前の馬場入りなどでテンションの高さがあったのですが、年齢とともに落ち着きが出てきました。5歳ということで、完成してきたというところなのかと思います。前回同様にいい状態で来られましたし、暑い時期ではあるのですが、変わらずに来られたと思います。

デビューした頃は京都競馬場の改修工事が行われていたこともあり、京都競馬場を走る機会がなかなかありませんでしたが、内回りの2000mは、他の小回りの競馬場を走っていますし、さほど苦にはならないと思っています。これまでも初めての競馬場を苦にしている様子はありませんでしたので、初コースに関しては気にしていません。ハンデの56キロは想定内です。

順調であれば、秋はエリザベス女王杯を使ってみたいという気持ちはあります。前回の勢いそのままに、ここでもいい競馬をしてくれたら、秋にも結びつくのではないかと思います。スタート良く、ある程度のポジションで流れに乗れるところが良さですので、京都の内回り2000mもこの馬の脚質に合っていると思います。

デビューからずっと期待していた馬で、ようやく前回で初重賞制覇ができました。今回も具合良く来ています。ハンデ戦ということで、簡単ではないと思いますが、いい状態で競馬に向かえると思いますので、応援していただけたらと思います」

 ミッキーゴージャス 安田翔伍調教師「噛み合ってくればもっといい走りができるのではないか」

 

6月16日(日)に京都競馬場で行われる第29回マーメイドステークス(GIII)に出走を予定しているミッキーゴージャス(牝4、栗東・安田翔伍厩舎)について、追い切り後の安田翔伍調教師のコメントは以下の通り。

「前走の大阪杯は、調教の良さをレースで全く出せずに終わってしまいました。走る方に気持ちを持っていけなかったのが敗因です。

安田隆行厩舎から引き継いで、引き継いだ情報をもとにいろいろやっているのですが、2000mがいいかどうかは探っているところです。脚は速いのですが、それに負けない気の強さとかがありますし、もう少し体も成長するようなところが見受けられますので、そういう部分が噛み合ってくればもっといい走りができるのではないかと思います。能力は間違いなくあると思います。

追い切りでは気の悪さを見せないですし、合図を出してからトップスピードに行くまでも速いですし、乗っていても素軽さがあるのを感じます。それをいかに競馬で出せるかだと思います。前走の時より気温が高くなったことで、馬体面がすごく充実しているのは感じます。

一週前の追い切りは、負荷はかけたかったのですが、気分も損なわないように負荷をかけようということで、強いアクションは起こさず、全体的に時計を出して負荷をかけました。難なくこなしてくれた印象で、体はそこで出来たのではないかという感じは出ています。

最終追い切りは、全体時計は求めておらず、坂路で、残り300mぐらい加速させる感じで、競馬モードになればいいなという意図を持ってやりました。全体を抑えてラストだけ伸ばす調教でした。コンディションは良さそうです。

56.5キロという斤量は見込まれたように感じるのですが、そういうハンデもつけられることも想定しての出走ですので、それに見合う走りをお見せできるように、馬に言っておきます」

(取材:三浦拓実)

 

2024年6月12日13時47分
(ラジオNIKKEI)

 

 

 グラサン

 正式に出走馬・枠順・並びは決まっていない現在では有るが、今年のマーメイドSでの上位人気は、会員の皆様及びこのブログの愛読者からの書き込みや質問からもこの3頭に成るだろう

 

勿論、どんなレースに置いても人気と着順は一致しない訳で、逆にマーメイドSの場合は人気の無い馬からの考察が正しい方法であると言えるだろう

 

既にその根拠・裏付けについては解説して来た通りで、我々と競馬ファンの間には大きな温度差が有り、知り得た内容で入り口・出口が全く違う場所に成る

 

そこに輪を掛けるのが間違ったマスコミの情報で、一度インプットされた情報を簡単に取り除けないのが人間の脳な訳だし、近年はSNSによるガセネタが飛び交っており、既にこの2日間でも解る通り、このブログで公開した内容と、巷に流れていた内容との開きが出て来ている

 

この事は今始まった事では無いし「時が必ず証明してくれる…ニヤリと言う私の捨てセリフにも成る訳で、毎週の様にレース後にその痛みを知る競馬ファンが多い事にも立証されている筈である

 

レースが終わった後なら我が愛孫でも解説してくれる内容を、レース前に断言するにはリスクが伴うものだが、そんなものに忖度している暇があるなら、ベットに入って屁をこいた方がましだし、頭の中もすっきりすると言うものだゲラゲラ

 

100年も前から言われ続けているが、夏を制すは競馬を制すは常識中の常識で、我々子供当時を思い出して頂ければ解ると思うが、夏休み中に合わずにいた友が1ヶ月合わなかっただけで「お前、誰???」と思うほどの変貌を遂げているものだ

 

私はそんな1ヶ月足らずで自分の人生を大きく狂わせたと思っているし、サラブレットに取っての1ヶ月は人間に取っての3年以上に匹敵する訳で、波乱のレースこそ点数を絞り、100円でも多く的中馬券に上乗せすべきで、チンタラ・マンタラ手を広げる事は、それだけ不的中馬券を増やす事だし、25%の寺銭は大き過ぎると言うものだ

 

簡単な理論だが、同着に成らない限り的中馬券は1点しかない訳で、1点馬券を増やせば不的中馬券を1店増やす訳で、こんなリスクに合わない馬券購入方法は1日も早く卒業しないといつまで経っても勝ち組に背を向け続ける負け組の王道を直走る結果になる事だろう。