ウイングレイテスト距離の幅広がる2着「59キロでもスプリントに対応できた」

 

函館スプリントSで2着のウイングレイテストと松岡騎手(撮影・村野早祐)
函館スプリントSで2着のウイングレイテストと松岡騎手(撮影・村野早祐)

<函館スプリントS>◇9日=函館◇G3◇芝1200メートル◇3歳上◇出走16頭◇サマースプリントシリーズ第1戦
 

 5番人気のウイングレイテストは抜群の手応えで好位を追走。

 

ラスト1ハロンで先頭に立ち、サトノレーヴにかわされた後もよく粘り抜き、2着を確保した。
 

「勝ち馬に内からこられたのは仕方がない。

海外帰りでよく頑張っているし、59キロでもスプリントに対応できた」と松岡騎手は評価した。

 

昨秋に1400メートルのスワンSを制したが、さらに距離の幅が広がった。

 

2024年6月10日9時32分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 想定通り力の差を見せつけたJR馬・ロードカナロア産駒サトノレーブヴだが、別定戦で57K・59kと言う斤量差とサウジからの海外帰りと言うハンデを考えると勝ちに等しい内容だったと言えるだろう

 

2着ウイングレイテストも3着に成ったビックシーザーも想定通り・評価通りの結果と成ったが、大きく異なったのは「エッ叫びこんなに配当が付くんかいな…」と言う好配当で、夏番組の裏開催は今年もお金が落ちており、恥ずかし成らずに手を伸ばして拾おうじゃないか

 

特に今年の北海道シリーズには、先日もお伝えした通り大幅にジョッキー移動変更が有り、夏に弱い(暑さが嫌い)なC・ルメール騎手が北海道を捨て、みちのくシリーズに参戦すると言う異常な年と成り、ニンマリしている北海道参戦の若手ジョッキー達も多いし、北海道大好きなベテラン(ヘテラン?)ジョッキーもおり、第1週から早々にその傾向が出ている

 

夏に飛躍するのは馬だけでは無く、若手ジョッキー達の活躍で、それを管理する所属厩舎の調教師も責任重大である

 

ここに来て再び若手ジョッキーの違法が発覚したが、再三お伝えの通りジョッキーだけにペナルティを与え、それを教育する立場にある管理調教師におとがめなしでは、何のための所属厩舎かが問われて当然と言える

 

内輪の話に成るが、所属ジョッキーは調教師にピンハネされているのが現状で、手当・賞金の管理はするが、あらゆる教育、躾もするのが師の役目の筈で、これでは預ける親御さんも口を挟みたくなるのも当然と言える

 

しかも大事な我が子の命さえ預ける訳で、子供の夢を叶えてやりたい親心を踏みねじる事だけは避けて欲しいものだ。