英ダービー馬シティオブトロイは古馬相手のエクリプスSへ…

 

英ダービーを制したシティオブトロイ(右)(ロイター)
英ダービーを制したシティオブトロイ(右)(ロイター)

 

 1日の英ダービーを制したアイルランドのシティオブトロイ(牡3、A・オブライエン、父ジャスティファイ)は古馬相手のエクリプスS(G1、芝1990メートル、7月6日=英国・サンダウン)に向かうことが決まった。

 

9日、レーシングポスト電子版が伝えている。
 

シティオブトロイは将来的に米国のダートG1挑戦の可能性を残しつつ、英ダービー快勝後はエクリプスSに向かうか、愛ダービー(G1、芝2400メートル、6月30日=カラ)に向かうか、両にらみとなっていた。

 

エイダン・オブライエン調教師は「次はサンダウンのエクリプスSに向かうプランです。

10ハロン(2000メートル)への距離短縮は問題ないでしょう」とコメントしている。

 

同じ厩舎で英ダービー3着のロスアンゼルスは愛ダービーに向かう予定。

 

2024年6月9日23時42分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 いずれ日本にも来日する可能性もあるシティオブトロイ(牡3、A・オブライエン、父ジャスティファイ)だけに、今後も記憶に留めておきたい1頭だ

 

A・オブライエン師はせかいをだいひょうするホースマンだし、元々が親日家で日本にも多くの生産馬を送り出しており、ロードホースクラブに初のGⅠ馬を送り出したのもA・オブライエン師でもある

 

今、日本に置いても実績を出し始めているし、個人的にも注目しているジャスティファイ産駒だけに、是非とも日本競馬にも参戦して欲しいものだと願っている

 

エクリプス賞は世界のホースマンに取っては最高の名誉だし、その名を継ぐエクリプスS(G1)をこの秋の目標としたからには、引退と言う二文字が近づいて来た証でもある訳で、来年のジャパンC(GⅠ)あたりが日本のレースに参戦し、そのまま日本での種牡馬入りの可能性も秘めている。