ラムジェットがJRA初の東京ダービー馬に輝く!
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東京ダービーを制したラムジェットと三浦皇成騎手(撮影・野上伸悟) |
<第70回東京ダービー>◇5日=大井◇Jpn1◇ダート2000メートル◇3歳◇出走16頭◇1着賞金1億円
今年創設された「3歳ダート3冠」の2冠目は、ラムジェット(牡、佐々木)が制した。
今年からJRA所属馬も出走が可能となり、JRA初の東京ダービー馬に輝いた。
三浦皇成騎手(34)とコンビを組んでから4連勝。
初めての大井競馬場の砂、初めてのナイターもまったく問題にせず、寒椿賞、ヒヤシンスS、ユニコーンSに続き、一気にG1初制覇を果たした。
ハナを切ったのはアンモシエラ。
2番手にサトノエピック、3番手にラムジェットがつけ、向正面から3頭の力勝負になった。
直線でサトノエピックが先頭に立つが、その外からラムジェットが豪快に伸びた。最後は6馬身差をつける圧勝劇だった。
三浦騎手は「乗せていただくレースは全部結果を出さないといけないという緊張感の中でコンビを組ませてもらってきました。
ういう形で大きいレースを勝たせてもらって感謝しています。
(ナイターなど)毎回課題がある中で結果を出してくれるので、信じて乗っています。
牧場、厩舎の皆さんがいい形で持ってきてくれました。
(3番手からの競馬は)佐々木先生と話して、もっと舞台を上げていかなくてはいけない馬なので、ポジションに関係なく、この馬のリズムを大事にした結果、おのずとあのポジションになりました。
相変わらず4コーナーは置いていかれましたが、間違いなく差し切れるという感触だったと思います。(ファンに向けては)たくさんの方に来ていただいて、鳥肌が立つ1日でした。
ラムジェットはもっともっと上にいく馬なので、これからも応援をよろしくお願いします」と声援に応えた。
2着にはサトノエピック、3着にはアンモシエラが入り、JRA勢が上位を独占。
4着には高知から参戦したシンメデージーが食い込んだ。
馬連(10)(14)210円、馬単(14)(10)320円、3連複(7)(10)(14)270円、3連単(14)(10)(7)730円。
(注=成績、払い戻し金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)
2024年6月5日20時23分
(日刊スポーツ)
銀行レースとはまさにこの事で、ユニコーンS・エプソムC・そしてレパードS3鞍は当社のGⅠの登竜門レースと明言したレースで、共に第1回の時からの格言レースでもある
昨年騎手を引退した皇成の兄貴分でもある田中勝春も長い事GⅠレースを勝てずにいたが、川崎競馬場での全日本2歳優駿(当時は3歳優駿)(GⅠ)に勝ってから中央のGⅠレース勝った訳で、舎弟分の皇成もJRA七不思議「何故かGⅠに勝てない三浦皇成…」もこれで卒業する日が来たとも言える
勝春も調教師に成り、厩舎開業する日も近づいているが、二人の仲から皇成が騎乗する機会も多い筈で、この二人のタッグでGⅠ制覇は絵に成るだろう
馬産地・日高には勝春・皇成のファンが多いし、日高三石は勝春の生まれ故郷だし騎手を目指して中学生の頃から来ず買い稼ぎをしていたほどだし、ガキの頃から大人に交じって競馬祭りの商品・賞金稼ぎをしていたほどで、日高では「末は名手か、村長か…」とまで言われていた
田中勝春厩舎には応援団が多く存在しており、それも一癖の有るホースマンが多く、面白い(尾も白い)厩舎に成る事だろう
本当にこのコンビは目の離せないコンビに成りそうで、今から楽しみで成らない