3着シンエンペラーの凱旋門賞挑戦を明言

 

日本ダービー3着のシンエンペラーと坂井瑠星騎手
日本ダービー3着のシンエンペラーと坂井瑠星騎手

<ダービー>◇26日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳牡牝◇出走17頭◇1着賞金3億円
 

 「ウマ娘」で知られるサイバーエージェント社長の藤田晋オーナー(51)は26日、所有するダービー3着のシンエンペラー(牡、矢作)の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、パリロンシャン=10月6日)挑戦に「もちろん行きますよ」と自身のXで明言した。
 

この日のレース後には、矢作師が全兄ソットサスが20年に制した凱旋門賞に向かうことを表明。

 

愛チャンピオンS(G1、芝2000メートル、9月14日)をステップにすることも合わせて明かしている。

 

2024年5月26日19時3分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 多寡が血統、されど血統…

 

シンエンペラーのデビュー前から心配していた事がもろに日本ダービーで出てしまったが、テレビ観戦していたファンには判り難かったと思うが、兎も角未完成で、あっちにフラフラ、こっちにフラフラ真面に走っていない

 

今回のダービーだけがそうだったわけでは無く、ここに至るまで同じ様なしぐさを何度も見せていたが、血統的にも日本の競馬は不向きで、矢作調教師自身この馬を競り落とした段階で凱旋門賞を意識しての購入だった筈だ

 

…たら…ればは勝負事には禁句だが、もし直線で真直ぐ走っていたなら間違いなく2着⇔3着は入れ替わっていただろうし、ここに来ての瑠星は完全にツキに見放された感がある

 

この血統特有のじりっぽい所から間違いなくヨーロッパ競馬向きだし、日本の競馬番組にはシンエンペラーに適した番組は無く、この矢作軍団の声明は当然の事だろう

 

とは言っても、ダイレクトに凱旋門賞(G1)にチャレンジして通用するレースでは無く、青写真通りに愛チャンピオンS(G1)を叩いて向かう事も表明したが、愛チャンピオンS(G1)はレパーズタウンでの開催で、シンエンペラーに取っては十二分に力を出せるコースでもあり、脚代はゲット出来そうだ

 

恐らくJRAでも馬券発売は検討される筈だが、自らの脚代を払っても現地で馬券を購入して応援するだけの価値あるレースに成る筈だ

 

三大ブックメーカーが、どの位のオッズを示すか判らないが、ここ2~3週以内に何らかの発表が有る筈で、それも楽しみで成らない。