メイショウタバル(24年2月撮影)
メイショウタバル(24年2月撮影)

 

 26日東京の日本ダービー(G1、芝2400メートル)に出走を予定していたメイショウタバル(牡3、石橋)が左後ザ石のため出走を取り消した。

 

JRAから24日の午前10時31分に発表された。
 

石橋師はオーナーの了承を得た後に報道陣に報告。

 

「申し訳ない気持ちです」と無念の表情をみせた。
 

メイショウタバルはここまで6戦3勝で3月の毎日杯を快勝。

 

前走の皐月賞は折り合いを欠いて17着に敗れ、ダービーでの巻き返しを期していた。

 

2024年5月24日10時44分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 枠順も決まり、並びも決まってからの左後ザ石のため出走を取り消しは非常にショックだし、再度シュミレーションを掛けなければ成らないペースメーカーの存在で益々展開が読みにくい第91回日本ダービー(GⅠ)なった。

 

恐らく先行・逃げ馬陣営は急遽作戦会議を開いているだろうし、戦前から解説した様に、我々馬券を組み立てる上ではメイショウタバル抜きには馬券を組み立てられないし、各陣営も同じ様に何処でメイショウタバルを捕まえに出るかが大きなポイントに成っていた筈だ。

 

嫌でも混戦ダービーが、益々混戦に拍車がかかった訳で、一獲千金を狙う馬券ファンには夢が広がったと言えるだろう。

 

先週の第85回オークス(GⅠ)の走破タイムは2分24秒0だった訳だが、メイショウタバルが回避したと成ると勝ちタイムはオークス(GⅠ)の勝ちタイムより遅い可能性が出て来た。

 

これで一気に喜んでいる陣営がいる訳だが、スピード的にラフランス(用無し)だったが、2分24秒0以上が今年の基準タイムと想定すると「皐月賞は最も仕上がりの早い馬が制し、日本ダービーは最も運のある馬が制す」は今更ながら実感の有る格言に思えて来る。