【安田記念】外国馬情報(23日) 2頭の陣営ともに「馬の状態はきのうより良い」

 

 6月2日(日)に東京競馬場で行われる安田記念(GI)に出走を予定している香港のヴォイッジバブル(セン6歳)とロマンチックウォリアー(セン6歳)の、きょう23日(木)の調教状況と関係者のコメントは以下の通り。

●ヴォイッジバブル
【調教内容】
ヤンキン・ラウ調教助手が騎乗して、東京競馬場の馬場内国際厩舎内追馬場で、常歩左回りで2周、ダク左回りで5周、キャンター左回りで4周、ダク左回りで3周、常歩左回りで2周
調教時間 午前7時12分から7時38分


【ヤンキン・ラウ調教助手のコメント】
「馬の状態はきのうよりも良くなっていますし、馬体重も通常時に戻ってきています。

ここの環境にも慣れてきて、馬自身もハッピーなようですし、馬の状態には満足しています。

あすは来日してから初めてダートコースに出るので、新たな環境に慣れるよう、軽いキャンターを行ってから、ゲート試験に臨みます」

●ロマンチックウォリアー
【調教内容】
カータイ・ラウ調教助手が騎乗して、東京競馬場の馬場内国際厩舎内追馬場で、帯同馬を前に置いて常歩左回りで3周、ダク左回りで11周、常歩左回りで2周
調教時間 午前7時11分から7時38分


【カータイ・ラウ調教助手のコメント】
「馬の状態はきのうより良いですが、輸送の疲れからも回復してきて、今後さらに良くなる余地を残しています。

飼い食いも悪くなく、馬体重も戻って来ると思います。

あすはダートコースに出てキャンターをこなしてから、ゲート試験を受ける予定です」

(JRA発表による)

 

 

 24日に2頭ともゲート審査を受ける予定

 

ロマンチックウォリアー(22年12月撮影)
ロマンチックウォリアー(22年12月撮影)

 

 安田記念(G1、芝1600メートル、6月2日=東京)に出走する香港馬2頭が23日、東京競馬場で調整を行った。
 

ロマンチックウォリアー(セン6、シャム)、ヴォイッジバブル(セン5、イウ)とも国際厩舎内追馬場で常歩(なみあし)、ダクのメニューをこなした。
 

前者のカータイ・ラウ調教助手は「輸送の疲れからも回復してきて、今後さらに良くなる余地を残しています。

カイ食いも悪くなく、馬体重も戻って来ると思います」と話した。

 

24日はダートコースでキャンターをこなしてからゲート審査を受ける予定。
 

後者のヤンキン・ラウ調教助手は「馬の状態は昨日よりも良くなっていますし、馬体重も通常時に戻ってきています。

ここの環境にも慣れてきて、馬自身もハッピーなようですし、馬の状態には満足しています」。

 

同馬も24日はダートでの軽いキャンターからゲート審査に臨む予定。

 

2024年5月23日12時59分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 デビューから19戦して13勝2着3回4着2回のロマンチックウォリアーだが、この馬がホースマンの中で話題になり始めたのはデビュー2戦目の2021年11月24日の芝1200m戦で斤量60kで着差以上に強い勝ち方をした者と言える。

 

その勝ちタイムはデビュー戦と全く同じタイムの1分09秒4だが、デビュー2戦目の3歳馬が中長距離より斤量が堪えるしば1200mでの圧勝だから注目されても当然だろう。

 

勿論、当社国際JR馬の1頭としてデビュー前に紹介した通りだし、今回の来日が決まる前からこのブログでも何度も紹介してきた通りで、海外馬の瞳孔に興味のある方も無い方もロマンチックウォリアーの名前を聞くと懐かしささえ感じる愛読者もいる事だろう。

 

今になってマスコミも騒ぎ出し、人気に拍車が掛かる結果に成っているが、今回の来日には2つの目標が有り、その点も来日が決まる前にこのブログでお伝えした訳で、全て青写真通りにここまで進んで来た事は確認して頂けたと思う。

 

我々が入手した情報は包み隠さず会員の皆様及び愛読者の皆様にはこのブルグを通して公開している訳だが、来る者は拒まず去る者は追わずのポリシーから懐に飛び込んで来るのは少ないし、宇宙人扱いされてもいる。

 

まあ、歴史が全てを証明してくれる訳で、未来を替えようなんて大それた考えは私には無く、その未来を変えるのは同じ考えを持った仲間だけで良い気がしている。

 

着々と前に進む時の流れだが、その流れの先頭に立つより、その流れに乗り遅れない様、常に己を研ぎ澄まして置きたいものだ。