ダービー馬ワグネリアンの全弟カントルが乗馬転向 23年小倉日経OP勝ち

 

23年8月小倉日経OPを制したカントル
23年8月小倉日経OPを制したカントル

 

 18年ダービー馬ワグネリアンの全弟カントル(牡8、藤原英)が15日付で競走馬登録抹消となった。

 

今後は乗馬となる予定(けい養先は未定)。
 

デビューは18年10月。未勝利戦、セントポーリア賞を勝ち、弥生賞5着と早くから素質を示した。
 

クラシックへの出走はかなわなかったが、22年7月に3勝クラスを勝ってオープン入り。

 

同年アルゼンチン共和国杯では4着に好走し、23年小倉日経オープンではオープン初勝利も手にした。
 

通算成績は25戦5勝。

 

付加賞を含む総獲得賞金は1億3084万8000円。
 

父ディープインパクト、母ミスアンコール(母の父キングカメハメハ、母の母ブロードアピール)。

18年ダービー馬ワグネリアンは全兄。
馬名の意味は「歌手(ラテン語)」。

 

 総獲得賞金1億5000万円超、ダート戦線で長く活躍したサクラアリュール乗馬転向

 
サクラアリュール(2020年撮影)
サクラアリュール(2020年撮影)

 

 20年シリウスSで2着に入るなど、オープンクラスのダートで長く活躍したサクラアリュール(牡9、河嶋)が16日付で競走馬登録抹消となった。

 

今後は岡山県で乗馬となる予定。
 

デビューは17年9月。

 

福永騎手を背に新馬勝ちを果たした。

 

20年4月に武豊騎手を背に3勝クラスを勝ってオープン入り。

 

同年シリウスSでは藤岡康太騎手とのコンビで、7番人気の低評価を覆し、カフェファラオの2着に好走した。
 

以降は、勝ち星こそ挙げられなかったが、22年プロキオンS3着など、長くダート戦線で活躍。

 

今年4月のブリリアントS10着がラストランとなった。
 

父ゴールドアリュール、母シロガネーゼカフェ(母の父ガルチ)。

 

通算成績は48戦4勝(うち地方2戦0勝)。

 

付加賞を含む総獲得賞金は1億5267万7000円。

 

馬名の意味は「冠名+父名の一部」。

 

2024年5月21日17時31分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 明日は我が身か…と言う時期で、2歳新馬戦に参戦する馬と馬房の入れ替えシーズンと言う事も有り、今後ますます抹消馬・引退馬が増えるシーズンでもあるが、それに似合う2歳馬が入厩するのは当然で、特に注目したいのが3歳未勝利馬で、先週もギリギリで首の皮一枚繋がり引退せずに中央在籍と成った馬もいる。

 

勿論、今週の3歳未勝利戦はますます深刻で、ラストラーンに成る可能性も高く、馬代の半分もゲット出来ずに地方競馬にも受け入れられず入馬と成る馬もいる訳で、泥棒に追い銭に成らない様、注意して欲しいものだ。

 

既に行き先が決まっている馬もいる訳で、最後のご奉公は許されないのも競馬の世界で、今更賞金を加算しても次走以降、他の競馬場でのクラスの関係もあり、奉公レースも出来ないジレンマもある。

 

逆に今回がメイチの勝負で、メンバーを選びレースを選んで出走する馬もいる訳だが、そんな馬にもハッキリした裏付け・根拠が必要で、今週も1000万円獲得作戦NEO指定レースでお伝えしますので心の準備をしてお待ちください。

 

今年は2歳メイクデビュー戦を1000万円獲得作戦NEO指定レースでお伝えする事が多く成りそうですが、勿論年末の2歳GⅠ・ホープフルS・阪神JF・朝日杯FTSに繋がる馬の紹介を兼ねてのメイクデビュー戦のJR馬で、現在3歳馬のGⅠ馬も、現在4歳のGⅠ馬も、現在5歳のGⅠ馬も全く同じ道を通って来た訳で、それが52年以上立証されているのがJR馬ポイントでもある。

 

今年の宝塚記念(GⅠ)は姥捨て山の状況に成るだろうが、兎も角懲りない面々が寄って集ってのスターの座の奪い合いで、馬券的にも上半期最大に面白いレースと成りそうだ。