矢作師自らまたがって…フォーエバーヤングはパドックを周回

 

調整するフォーエバーヤング(C)Coady Media/Churchill Downs
調整するフォーエバーヤング(C)Coady Media/Churchill Downs

 

 ケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、4日=チャーチルダウンズ)へ向け、追い切り翌日の1日、フォーエバーヤング(牡、矢作)はダートコースのポケット部分(シュート)で15分ほど軽めの運動で体をほぐし、パドックでスクーリングを行った。

 

スクーリングでは話題のジャージーを身にまとった矢作師自らがフォーエバーヤングに騎乗し、パドックを2周まわっている。
 

矢作師は「第150回のケンタッキーダービーに日本を代表して参加できることを誇りに思います。

アメリカの競馬はとてもタフですし、アメリカの馬たちを非常にリスペクトしています。

フォーエバーヤングは昨日の朝の追い切りが素晴らしかったし、満足しています。

 

(他の馬が蹴り上げた砂の)キックバックについての準備もたくさんしてきていますが、どんなことをしてきたのかは秘密です」とコメントした。

 

矢作師はコックスプレートを制した名牝リスグラシュー、無敗の3冠馬コントレイルなど名馬の引退式で自らまたがってパドックを周回したことで有名。

 

名馬だった厩舎の先輩たちに続く歴史的快挙へ向け、ムードは高まっている。

 

 

 

 高柳大師に米国との縁…テーオーパスワードは木村和士が連日またがる

 

調整するテーオーパスワードと木村和士騎手(C)Coady Media/Churchill Downs
調整するテーオーパスワードと木村和士騎手(C)Coady Media/Churchill Downs

 

 ケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、4日=チャーチルダウンズ)へ向け、追い切り翌日の1日、テーオーパスワード(牡、高柳大)はパドックでスクーリング(下見)を行った。
 

鞍上には初コンタクトだった月曜、追い切りを行った火曜に続き、この日も木村和士騎手(24)の姿。

 

連日の調教にまたがり、人馬のコミュニケーションを深めている様子がうかがえる。
 

高柳大輔調教師(46)は「私は北米で過ごしたことがあって、デール・ローマンズ調教師のような偉大な人たちから学んだことは決して忘れることのできない経験です。

その経験は日本に戻ってから私を本当に助けてくれました」と自身のホースマンとしてのキャリアを紹介。

 

テーオーパスワードについては「彼の動きにはとても満足しています。

まだ2戦しか走っていませんが、2戦目で良くなっていましたし、もっと成長していけると思います」とコメントしている。
 

ローマンズ調教師は05年ドバイワールドCを制したロージズインメイや11年プリークネスSを制したシャックルフォード、種牡馬として活躍したキトゥンズジョイ、タピッツフライ(グランアレグリアの母)などの名馬を管理したケンタッキー州出身の調教師。

 

今回のケンタッキーダービーではフォーエバーヤングの1週前追い切りの併走馬を用意したことも伝えられている。

 

 

2024年5月2日10時42分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 早くから目標が決まっていたフォーエバーヤング対し、高柳大輔調教師(46)は遅らせてのチャレンジ表明に成るが、態々チャンスの無いレースに後から出走声明は勝算無しにでは、考えにくい。

 

状態に関しては、この中間の調整過程から前走以下には見えないし、海外では元論の事、日本に置いても人気の差は歴然としている。

 

馬券的妙味は今回が最高レベルだし、ここで差のない競馬をすれば次走以降は半値7掛け2割以上になる事は間違いなく、馬券で狙うにも今回が最高レベルと言えるだろう。

 

勝負の世界にはリズムが有り、先週の天皇賞・春で楽勝したテイオーロイアルに続き、再び帝王軍団の大仕事が有っても驚けない存在でもある。

 

又新たな情報が入り次第、このブログでも公開しますので是非ご確認くださいグッド!ニヤリ