JRA通算379勝 02~04年に有馬記念3連覇
オリビエ・ペリエ騎手(撮影・木南友輔) |
JRAで通算379勝を挙げたフランス出身のオリビエ・ペリエ騎手(51)が現役を引退すると24日、レーシング・ポスト電子版が伝えている。
25日にフランスのラ・テスト競馬場で2鞍に騎乗する予定。
同騎手は94年に初来日。
以降08年まで毎年JRAの短期免許を取得し、02、03年シンボリクリスエス、04年ゼンノロブロイでの有馬記念3連覇などG1・12勝を挙げ、日本で活躍する外国人騎手の先駆けとなった。
フランスではリーディングを4度獲得。凱旋門賞は3連覇を含む4勝を挙げ、12年にはソレミアに騎乗し、2着オルフェーヴルを首差で制した。
日本ではソレミアで12年ジャパンCでの騎乗が最後となった。
2024年4月24日6時24分
(日刊スポーツ)
個人的にも影響を与えてくれたが、来日当初は武豊と共に日本の競馬を支えたジョッキーで、現在のC・ルメール騎手以上にポンユウと言える仲でもあった。
過去に来日しているジョッキーの中でも、NO1と言える存在で、その騎乗技術は勿論だが、頭の回転の良さと豊富な知識は群を抜いていた。
そんな所と顔からにじみ出る風貌から「超ベテランジョッキー」と思っていたが、ユタカの「これでも俺より4歳も年下…」の紹介にどこで覚えたか判らないが片言の日本語で「タメです」と答えていた。
茶目っ気タップリのペリエ騎手にフランス人らしくない所は、ヨーロッパでの騎乗でイタリア人との交流で培ったものだろうが、若手に眼をやる武豊は、そんなペリエ騎手の影響も多大にあっての駄洒落トークに発展したモノだろう。
「馬鹿じゃ成れない、利口じゃ成れない、中途半端じゃ尚成れない」は頂点を極めた者にだけ理解し合える格言とも言える。
51歳と言う若さでの現役引退は信じにくいモノが有るが、出来るならもう一度日本でその雄姿を今の競馬ファンにも見せて頂きたいものだ。
特に近年の若手ジョッキーにも多大な影響をもたらしてくれる筈である