トロピカルティー、Wコースで軽快な伸び 林師「しまいはしっかり動けていました」

 

トロピカルティー(右)はランポレッキオと併せて追い切る(撮影・柴田隆二)
トロピカルティー(右)はランポレッキオと併せて追い切る(撮影・柴田隆二)

<フローラS:追い切り>
 

 トロピカルティー(牝3、)は小柄な馬体にエネルギーをため込んだ。

 

美浦ウッドでランポレッキオ(3歳未勝利)と併せ、6ハロン86秒3-11秒3。津村騎手(レースは戸崎騎手)とラスト1ハロンは軽快な伸び脚を見せた。


若竹賞3着は道悪に苦しんだが、東京の新馬戦は余裕すら感じさせる差し切り。

 

開幕週の馬場でロングスパートを生かしたい。

 

林師は「しまいはしっかり動けていましたし、いい動きをしていたと思います。

 

不良馬場の中山1800メートルを走れていますし、東京の2000メートルをこなす素質はあります」と話した。

 

【フローラS】美浦レポート クリスマスパレード 加藤士津八調教師「ここが試金石」

 

21日(日)に東京競馬場で行われるフローラステークスに出走を予定しているクリスマスパレード(牝3歳、美浦・加藤士津八厩舎)について加藤士津八調教師のコメントは以下の通り。

「ここまで新馬、特別と勝って期待通りの活躍をしてくれて嬉しく思っています。デビュー前から距離が長いところ、オークスと考えていたわけではありませんが、新馬戦の勝ち方を見て、オークスを見据えた方が良いのではとオーナーサイドから言われ、そこを目指していこうということになりました。
デビュー戦はいろんなことに気を使いながらフワフワして走っていましたが、前走は馬が学習していてしっかりと集中して走れました。賢い馬だと思います。

その後放牧して、戻ってきた感じはすごく良く、これは上手く維持してあげればレースに良い状態で出せると思いました。

1週前の追い切りは最後の1ハロンをしっかりとやり、今朝は当該週なので、前にそれほど速くない馬を置いて直線まで我慢させて、最後の1ハロンを弾けさせるという指示を出しました。

 

内容も良かったと思います。今朝の動きを見て、これなら内容のある競馬が出来るだろうという自信を持ちました。

 

普段は調教でジャンプしたりやんちゃなところを見せますが、レースではそういうところは一切見せず、しっかりと集中して走ってくれるところが良い点だと思います。

今回は初めての東京コースとなりますが、調教での折り合い面を見ても広い東京コースで力を発揮してくれると思っています。

ここが試金石となると思っていますので、ここで良いレースが出来ればオークスでもすごく期待を持っていけると思います。

勝てるように、皆さんの期待に答えられるように頑張ります」

(取材:小林雅巳)

 

 

 

 グラサン

 マスコミの評価も、メット上の評価から人気に成りそうな上位2頭だが、個人的には陣営の評価と大きな食い違いがある本日の追い切りだったチーン

 

勿論、毎日見ている陣営の評価が正しいのだろうが、個人的には「馬の見る間は誰にも負けないドンッと言う自負が私にはあり、その事を50年以上このブログでも立証して来たが、人気に成ろうが無かろうが、自分の眼には一点の曇も無いつもりだチョキグラサンビックリマーク

 

確かに トロピカルティー(牝3、はデビュー戦でJR馬としてランクインした馬だし、430Kそこそこの馬にしては動きも豪快で休み明けを一叩きした今回は陰ながら注目していただけに期待はしては居たが、前回の若葉Sがギリギリの身体に見えていただけにもう少し馬体の成長が欲しかったが本音である。

 

デビューから2戦2勝のキタサンブラック産駒クリスマスパレード(牝3歳、美浦・加藤士津八厩舎)は馬柱が汚れてないし、2戦とも2000m以上の距離での2連勝だけに人気を集めて当然だが、馬の力は認めても相手関係に恵まれた感が有り、追い切りでの先着も相手が相手だけに表面通りには受け入れられない。

 

昨日お伝えした通り、本番オークス(GⅠ)は2勝馬でも出走出来そうだし、今回のレースでも勝ち負けする様なら本番で狙っても間に合うだろうチョキ