「木村和士がテーオーパスワードに騎乗」地元紙も報じる

 

木村和士騎手(2020年1月撮影)
木村和士騎手(2020年1月撮影)

 

 ケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、5月4日=チャーチルダウンズ)で日本人の木村和士騎手(24)がテーオーパスワード(牡3、高柳大)に騎乗することを米国の「デイリーレーシングフォーム」電子版が伝えている。

 

すでに日本ではコンビ結成を報じられているが、地元紙も伏竜Sを勝って「ジャパン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー」1位で出走予定のテーオーパスワード(牡3、高柳大)と木村騎手のコンビに注目している。
 

3年連続でカナダのリーディングジョッキーに輝いている若き名手はカナダのオフシーズンを利用し、前年に続き、サンタアニタ競馬場の冬季開催に参戦。

 

昨年12月26日にスタートした開催は7日に終了し、木村騎手は16勝を挙げ、開催リーディング7位という成績を残した。

 

現地で木村騎手のエージェントを務めるブライアン・ビーチ氏は木村騎手がテーオーパスワードに騎乗することを認め、「(レース前の調教で)何度か騎乗して、感触をつかみたい」とコメントしている。


木村騎手は18日の木曜に行われるカナダ競馬の年度表彰「ソヴリン賞」の授賞式に出席予定。

 

2月に発表された23年度の「最優秀騎手賞」最終候補3名に残っており、3年連続のソヴリン賞最優秀騎手賞受賞が期待されている。

 

2024年4月16日22時5分

(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 フォーエバーヤングがケンタッキーダービーで話題に成っている中、同じ日本馬でもテーオーパスワードが海外で注目を集めている。

 

「テーオー…」と言う冠には近年日本のダート路線でも何かと注目されて来たが、来週も天皇賞(GⅠ)でもテーオーロイアルが上位人気を集めそうだが、馬体のライン・フットワークはあの平成の3強と言われ年度代表馬にも成った我が愛馬イナリワンに似たところが有り、このブログでも1000万円獲得作戦の指定レースでも取り上げた馬で、一時のスランプから抜け出したのも似ている。

 

正直、小笹公也氏と馬の好みが似ており、テーオーロイアルの2週前の追い切りと、改めてテーオーケインズ・テーオーパスワードを見てそれを確信している。

 

勿論、この3頭は共に個体が違うし、似ても似つかぬ馬体の持ち主だが、それぞれ個性あふれた馬だし、強調出来るのは母系の良さを受け継いでおり、血統は父系よりも母系の重要さを知る事に成る。

 

隔世遺伝はJR馬の重要なポイントのも成る訳で、名種牡馬が一気に引退し、戦国時代に突入した今、競馬の図式が大きく変わった要素はこんな所から出て来るものだろう。

 

2024年の2歳馬のスタンバイが始まったが、今年もデビュー戦でJR馬としてランクインする馬達がどんな活躍をしてくれるか楽しみで成らないチョキデレデレラブラブ