菊花賞馬ドゥレッツァは戸崎との新コンビで天皇賞・春へ ルメール騎手が負傷のため

 

ドゥレッツァ(2024年3月10日撮影)
ドゥレッツァ(2024年3月10日撮影)

 

 金鯱賞2着から天皇賞・春(G1、芝3200メートル、28日=京都)に挑む菊花賞馬ドゥレッツァ(牡4、尾関)は新たに戸崎騎手とコンビを組むことが決まった。
 

キャロットクラブがホームページで発表した。

 

主戦を務めるルメール騎手がドバイで落馬負傷したため。

 

2024年4月10日18時8分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 C・ルメール騎手のドバイでの落馬負傷でマイナーな馬は話題には成らないが、春のGⅠ参戦馬が決まっていた馬と成ると話題に成らない筈はない。

 

C・ルメール騎手が主戦場の木村哲也調教師は先週の桜花賞(GⅠ)今週の皐月賞(GⅠ)に関して既にジョッキーは決まって居ながらも発表していないが、流石にキャットクラブと成るとサービスが行き届いており、こんな所にもお家騒動の影が見て取れる。

 

「戸崎かよ…ゲッソリと言う嘆きの声も聞こえて来るが、戸崎圭太が3200mを走る訳では無く、明け4歳菊花賞馬が淀の3200mを走る訳で、勝っても負けても戸崎圭太には何の名誉も罪もない。

 

確かに代打騎乗で裏切り続くて来た戸崎圭太では有るが、そもそも圭太と言う騎手は昔からスキンシップを重んじるジョッキーで、大井競馬所属の頃は夏に成ると自分で厩舎に赴き、ダースで飲み物を差し入れたりして、コミニケーションを取り、馬房の前で騎乗予定だとのスキンシップを計らうジョッキーでもある。

 

どんなジョッキーでもイキナリ騎乗依頼を受けても横山典弘なら「俺、代打要員!?」と聞く事はするだろうが、戸崎圭太は余所者の立場だし、過去の栄光をチラつかせる立場では無い事を自覚しているし、名馬の背中が知りたいと言う意欲は今も昔も変わっていない。

 

「またまた貧乏くじを引いたものだ…ドクロと言われても、GⅠ馬騎乗の依頼を断る訳もないし、連続騎乗のチャンスもある今回は条件は付けれる立場で、今回だけではなく、長い目で見てやりたいものである。

 

キャットクラブの今回のホームページでの発表は、当たり前のことを当たり前に行った事でも称賛される事に成ったが、そんな闇の部分が多い様では、胡散臭い話の底は見えて来ないだろう。