鈴木助手「背丈も少し伸びた」

 

23年阪神JFを制したアスコリピチェーノ
23年阪神JFを制したアスコリピチェーノ

 

 今週日曜は牝馬クラシック第1弾の桜花賞(G1、芝1600メートル、7日=阪神)が行われる。
 

阪神JFを制した2歳女王アスコリピチェーノ(牝3、黒岩)は直行ローテーションでG1連勝を狙う。
 

3月14日に栗東入りし、前走と同じく滞在で調整を進める。

 

「2回目ということもあり、前回より環境への慣れは早かったです。

馬体重は今で480キロ台(前走出走時468キロ)。

食べたものが実になって、筋肉が付き、背丈も少し伸びたと思います。

順調に成長しています」と鈴木助手。

 

パワーアップした走りでタイトル防衛だ。

 

2024年4月1日18時18分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 当然と言うか、必然と言うかデビュー戦でJR馬としてランクインして3連勝でGⅠを制した訳だが、無敗の2歳女王が何故かマスコミの評価は低いチーン

 

完成度の高さで3連勝したとも言えるし、父ダイワメジャーと言う血統背景もあるのだろうが、母アスコルティはまだ若く、この配合は生産者界では若い母にはベテラン種牡馬を配合すると言う事はよくある事だし、好んで配合する事はよくある事でもある。

 

確かに老いた種牡馬は一般的には嫌われるが、個人的には好感を持っているし、種牡馬ダイワメジャーは日本を代表する種牡馬だし、距離にも幅が有る、牝馬・牡馬問わず、毎年の様にOP馬を輩出している。

 

完成度の高さはこの種牡馬の特徴だし、迫力のある馬体は黒鹿毛と言う毛色からも更に見栄えの良さを増大しており、この馬の繋を見れば解る通り、馬場が渋っても苦にするタイプではないと断言出来る。

 

元々ダイワメジャー産駒はスピードとパワーを兼ね備えた馬が多く、ダートでも活躍する馬が多いのも特徴だし、個人的にも好きな種牡馬でもある。

 

馬場が渋る様なら、他馬には気にする馬が多い分、この馬に取っては間違いなく追い風に成る筈である。