ダート5Fから軽快「雰囲気とてもいい」

 

ドバイワールドCに向けてメイダン競馬場で調整するウシュバテソーロ((C)Dubai Racing Club)
ドバイワールドCに向けてメイダン競馬場で調整するウシュバテソーロ((C)Dubai Racing Club)

 

 ドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、30日=メイダン)連覇を狙うウシュバテソーロ(牡7、高木)が26日、メイダン競馬場で追い切りを行った。
 

午前5時、ダートコースを駆け抜けた。

 

サウジCからの転戦の疲れを感じさせず5ハロンから単走で軽快な動きを見せた。
 

またがった深見助手は「動きはスムーズで反応もよく雰囲気はとてもいいですね。

疲労も抜けてうまく調整できました。

あとは無事にレースを迎えられれば、良いレースをしてくれると思います」と手応えを口にした。

 

2024年3月26日19時52分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 世界NO1の賞金王に向けてやれる事は全てやったと言うと言う自覚が馬にも表れている追い切りと成った。

 

中東から中東への転戦で、一見心配された輸送も時間的に考えれば日本では日常茶飯事の事で、環境の変化に敏感なサラブレットには心配されてはいたが、人間に例えれば子供が長距離ドライブを楽しむものが居れば、嫌がる子もいる様に一度経験すれば、およその見当が付く。

 

正に中京の水も、空輸での移動もウシュバテソーロに取っては大好きな様で、日本での競馬より、中東での競馬の方が生き生きとしている。

 

先週の高松宮記念(GⅠ)でも期待したビクターザウイナーも自国での調整がうまく言った事も有るが、日本に来てから日を追う毎に良化した事はこのブログでもお伝えした通りだが、やはり初コース・左回りのハンデが大きかったのは確かで、自信のデビュー戦と同じタイムでの3着と成った。

 

あの最後のコーナーで外に膨れなければマックドールとのJR馬同士のマッチレースに成っていただろうし、その馬券が万馬券と言う配当だっただけに「ワン・モア・プリーズ笑い泣き…」と叫んだものだ。

 

勝負の世界では「…たら…れば…」は許されないが、ウシュバテソーロに取っては中東コースはホームバンクの様なものだし、前記した様に、それ以上のパフォーマンスを見せるコースでもあり、期待が持てるドバイワールドC(GⅠ)2連覇だと言える。

 

結果は後からついて来るものだが、歴代日本NO1の賞金王・世界NO1賞金王のレースが見れる事だけは確実と成った音譜グラサン花火