坂井騎手「リベンジできてうれしい」

 

高松宮記念を制したマッドクール(右)。左は2着ナムラクレア(撮影・前岡正明)
高松宮記念を制したマッドクール(右)。左は2着ナムラクレア(撮影・前岡正明)

高松宮記念>◇24日=中京◇G1◇芝1200メートル◇4歳上◇出走18頭
 

 6番人気のマッドクール(牡5、池添)が、G1初制覇を果たした。
 

小雨が降る中、重馬場で行われ、マッドクールは2番枠から内の好位を追走。

 

直線も最内から早めに抜け出し、追い上げてきた2着ナムラクレア(牝5、長谷川)を頭差で振り切った。

 

3着は香港馬のビクターザウィナー(セン6、C・シャム)が入った。
 

マッドクールを勝利に導いた坂井瑠星騎手は「最後すごい勢いで(ナムラクレアが)迫ってきたので、ちょっと分からなかったけど、何とか勝てて良かったです。

未勝利を勝った時から『高松宮記念行きましょう』と話していたので。

 

去年の秋は悔しい思いをしていたので、リベンジできてうれしいです」と笑顔で話した。
 

馬連(2)(3)2110円、

馬単(2)(3)4920円、

3連複(2)(3)(10)1万20円、

3連単(2)(3)(10)5万8740円。
(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

 

2024年3月24日15時59分
(日刊スポーツ)

 

 

 グラサン

 評価が分かれたビクターザウィナーだったが、まさかマッドクールより人気に成るとは思っていなかったし、正直、直線坂下で外に膨れなかったら、香港・JR馬ビクターウイナーvs日本・JR馬マッドクールのマッチレースに成っていただろう。

 

この中間のこのブログに置いてほぼビクターザウイナー一色のブログ解説と成ったが、相変わらず重賞戦線で明け4歳馬の凡走が続いているが、この件についても年明けから何度もダメを押してきた通り、早熟タイプと晩生の馬がハッキリ分かれる今年の4歳世代で、今週の大阪杯(GⅠ)は餡子が詰まる4歳馬が目白押しで、高松宮記念(GⅠ)以上のビック配当が望めるレースと成った。

 

特に馬単と馬連との差は2倍以上も十分可能なメンバー構成だし、本日の段階で20頭の登録は有るものの、複数の馬が出否未定で、やる気・本気でこのレースに挑む馬は全てに出走可能なレースと成りそうだ。

 

デビュー戦でJR馬としてランクインした馬は6頭出走を予定しているが、これは形式的なもので、既に古びた櫛の様なもので、ボロボロと欠けつつあり、そんなJR馬には何の魅力も感じて来ない。

 

今週もブログの愛読者からご意見をお聞かせ頂き、3歳クラシック直前のGⅠレースで大玉の花火を打ち上げたいと思っております。

 

大阪杯(GⅠ)の後に待ち構えているのが、桜花賞(GⅠ)であり皐月賞(GⅠ)な訳だが、今年の3歳クラシック路線は入り口を間違えると出口が全く見えない迷路と成っており、目線を替えれば見えない道も簡単に見えて来る筈だ。

 

今週も皆様からのご要望・質問等にお答えしながら競馬教室を展開して参りますので、ご期待下さい音譜グラサン恋の矢